こんにちは、店主佐々木です。
本日は祝日の為店舗営業中、今日はのんびりな一日。
なので、お客様一人一人とじっくりまったりお話しできました♪
さて、今日も女性のお客様から『はじめてのロードバイク』のご相談がありました。 いらっしゃったお客様も巻き込みながら、なんだかゆっくりお話ししすぎてしまいましたね。有難うございました。
さて。今日は結論の無い話をつらつらと。
コーヒー飲みながら作業の合間に書いていますので、お時間ある方、興味がある方はお付き合いくださいませ。
というわけで女性の方とディスクブレーキロードバイクのお話。
以前は「ロードバイク始められる場合は最低で定価10万円くらいの物からが安心なのです。ただ、出来れば15万円~20万円くらいだと、特にブレーキが良く効くものがついていて安心ですよ」なんてご案内していました(ざっくりですが)。
女性の方、手が小さい方の場合は、なんとかレバーを調整で近づけて、
「ブレーキかけるときはお尻を後ろ気味にずらして、レバーは下の方を持って」なんていう感じに一緒に練習したりして。
「そうやってテクニックを磨き練習することにより下りも怖くなくなりますよー」と
んでも、習得するまではやっぱ恐怖があるんですよね。
ただ、油圧ディスクブレーキが出てから、こんなにもノーストレスで止まれる!!
初心者の方でも、こういったポイントを抑えなくても自然に止まれちゃう。
なら、みんな油圧ディスクブレーキにすれば良いじゃんと感じてしまったり。
もちろん!!ブレーキングにはコツ・習得したいポイントはあって、それでもっと安全に安定して短い距離で止まれます。
そしてそして、キャリパーブレーキが無くなるとは思いませんし、佐々木もあえて必ずキャリパーブレーキ&機械式変速の車体は乗り続けます(メカニック的にもライダー的にも触れ続ける必要がある)
とにかく。本当に油圧ディスクブレーキのお陰で、
レバーの上を握りながらしっかり下り坂で減速できるから、身構える必要がなくなる。
安全のためにその心の余裕って大切だなぁと思うのです。
「別に速く走りたいわけじゃないし、下りを攻めたいわけじゃない。でも遠くに行けば坂は上るし、登れば下らなきゃいけない。その下りが怖くて、遠くに行くのが不安になることがある」
そんなお客様も結構多いのではないでしょうか。
当店でずっとメンテナンスなど見させて頂いている女性のお客様。
ディスクロードに乗り換えてから
本当に、本当に楽しそうに乗ってくださっていて。
それが僕としては最高に嬉しい。
ほんとにうれしい。
この方の存在が、ディスクブレーキが女性・初心者のライダーさんに与えるメリットについて、認識を新たにするきっかけになったのです。
・ブレーキがしっかり安定して効く
・凸凹したところでも制動力が安定していて怖さが少ない
当然フレームやホイールの精度の高さもあると思いますが、
油圧ディスクブレーキの効果は大きい!
安心して下れるから、安心して登れるし、遠くに行ける。
自信を持って乗れるから、自転車に乗るのがもっと楽しくなるし、もっと違う世界が見れる。
やっぱり、せっかく自転車始めて頂いたんだから
なるべくストレスなく、楽しい思い出を積み重ねてほしいんです。
「怖い」「不安」っていうのは可能な限りなくしたい。
くどいようですが
ディスクブレーキロードバイクに乗り換えてから本当に楽しく乗ってくださっているというのが本当にうれしくて。
もっとこうやって楽しんでくださる方が増えたら良いなと。
ただ。。油圧ディスクブレーキのアルミフレーム完成車だと20万円くらいから。ご予算10万円ほどのお客様にご案内するのは少し躊躇したりしますが、
最終的に選ばれるのは結局油圧ディスクブレーキのロードだったりします。
ただここでもう一つ悩みが。
完成車についてくるブレーキレバー、
油圧ディスクブレーキのレバー、特に105というグレードだと握る部分が大きくて握りづらいことが多い。。
リーチアジャストが簡単なので、それで一番近づければ思ったより握れていましたし
『ショートリーチ』というレバーは結構優秀、手が小さいという方も安心して握りやすい。
これが上のグレードのアルテグラになるとかなりコンパクトになって握りやすくなるんですが。。
105とアルテグラのディスクブレーキの制動力ってあまり大きな変化がない(といったら怒られるけど)気がするので。後々パッド、ローターを交換すれば良いので予算的に105で良い気もしてしまうのです。
そもそも、アルミフレームだとアルテグラグレードのディスクブレーキ完成車を出しているケースが少なく、
カーボンフレームのアルテグラディスク完成車だと40万くらい。
うーんどちらをご案内するのがお客様にとってベストなのか。
といわけで、いつもお客様とともに悩み、妄想を膨らませながら全然背中を押さないわけです。。
相変わらず押しの弱いサイクルデイズです。
はい。
ダラダラつらつらと書きましたが、お伝えした通り何か結論があるわけではありません!(笑)
「最後まで読んで損した!!」という方、ごめんなさい。
『自転車というツールで人々の暮らしにポジティブな変化を』サイクルデイズがお伝えしました。
さー作業しよ
あ!一つ伝え忘れました!
今日は北海道から鹿児島を目指しているというベルギー人の方がご来店。
しっかりがっつりメンテして送り出させて頂きました!
Andreさんbon voyage!!お気を付けて!