BOMA CIEL(シエル)のご納車整備完了しました。
店主佐々木的、現時点で『リムブレーキ カーボンロードフレームで一番良いフレームだと思います』なCIELさん。
http://www.boma.jp/products/frame_set/ciel/
メーカーサイトはこちら。
昨今、軽量・高剛性という謳い文句は全く何も伝わってこないと思いますから(笑)
あえてライトに、難しい言葉を除いてお伝えするとしましょう。
CIELの好きなところをざっくり箇条書きで挙げていきますと
・BB付近のボリューム&剛性のおかげかな。しっかり力を受け止めてくれる!!けどリア三角のしなりのおかげか、いろんな方が楽しく乗れる適度なばね感、ギュイーンって進む感覚がある
・アップダウンのあるコース、上り返しでギアをかけながらダンシングしていくと楽にどんどん加速していく!!(真鶴往復とか、橘インター駆け上りとか)
・逆に、ある一定シチュエーションにおいて(僕の場合は40km/hくらいでケイデンス95くらいでの巡行)脚に来る。ポイントで踏むんじゃなくて、ちゃんと回してあげなきゃいけない領域がある。
・ワインディングも安定感があり、構えることなく安心して走れる(もちろんホイール、タイヤ、空気圧などの依存度も高い。試乗車スペックはここがダメだった。。)
・登坂が飛ぶように軽いのはもちろんです。兄弟車のSaiよりも、やはりこちらのほうが優秀だと感じます。(ただ、Saiは色合いがたくさん選べて美しくて楽しいんですけどね!)
・軽い=登坂!だけじゃなくて、僕の場合はクリテリウムみたいなコースでの立ち上がりのリズムがあったので、クリテリウムこそ使いたいフレーム。
わかりやすくお伝えするために、あえて様々前提条件すっ飛ばして書きましたが、
この辺りは本当にパワー(脚力、体重)、ペダリング、走行シーンによってかなり変わってくるので
個別には様々ご質問させて頂いたうえで、より細かく精度の高い情報をお伝えできるかなぁと思います。
それでは組立模様です。
今回お選びいただいたのはBOMA CIELのSサイズ。
新色の『カーボン×オレンジ』です。
オレンジ?というよりも濃い朱色。
シンプルなデザインながら、
一部ラメの入ったグラデーションが格好良い!!!のです。
同じようなアングルでたくさん撮影してしまいましたが、、
わかりますでしょうか。朱色~ブラックにかけての
このグラデーションが美しい。
こちらも、組立前にシュアラスターの『シャイニーシールド』施工して
その他組立前の仕込み作業をいろいろ。
(今回コーティング作業は営業時間外に作業していますので、最近はまっているAmazon Primeの『ベストフレンドハウス』流していますが、もう20回以上見てるのでラジオ的に流しているだけで、しっかり集中して作業していますよ)
さて、組んでいきます。
(組立の際は、グローブしつつ・グリスなど扱いつつなので途中での撮影枚数が少ないのですが。。)
あれ、、今見ていると、本当に枚数が少ない。。
工程としては
①フレームの状態確認、仕込み作業
②コーティング
③前車体の洗車→ばらし
④パーツ類の洗浄、点検、メンテナンス、必要パーツ確認→手配
⑤フォーク準備→フレームへ組付け(今回はバーテープ・ブレーキアウターは交換せずというご希望でしたので、ステム・ハンドルはそのままの形で移植)
⑥Di2ルーティン、処理
⑦BB・コンポーネント組付け
⑧変速調整
⑨ブレーキ調整
⑩全体チェックリスト、トルクチェック
⑪完成写真撮影→お客様へテンション高めの完成メッセージを送る
という感じです。
お客様ご自身でチョイス→取り付けされていたパーツも
このタイミングで適切に調整したり出来るので、こちらとしても安心です。
お客様自身でも色々と作業出来てしまう方なのですが
定期点検と、大きな作業の場合はしっかり全てお任せ頂いております。有難うございます。
旧店舗のころから、もう7年くらいですかね。
ご依頼有難うございました。
(本当に良いフレームだ)