納車しました。2018RITEWAY SHEPHERDの魅力と他モデルとの違い。

こんにちは!

御礼が遅くなってしまいましたが、先日開催しておりましたRITEWAY ポップアップショップ期間中にご来店いただいた皆様、有難うございました。

IMG_2192週末が台風と重なってしまったにもかかわらず、悪天候の中でもご来店いただいたお客様が多数いらっしゃり感謝感謝です!!!(><)

そして、実際に体験して頂き、多数のオーダーも頂けました。有難うございます。

 

これから皆様のライフスタイルが、このRITEWAYのバイクによってちょっと素敵になりますように。

これからしっかりとサポートさせて頂きます。

IMG_2193

 

さて、本日はオーダーいただいたライトウェイ シェファード2018モデルの26インチ、マットホワイトを納車させて頂きました。

IMG_2488 IMG_2490

 

RITEWAYブランドに共通して言えるのは、「この価格にしてこの性能と質感??」というコストパフォーマンスの良さ。

そして、主張しすぎないブランド名、商品名に関してはもはや記さない!!(笑)

 

バリバリのスポーツ自転車を普段着で乗るスタイルも大好きですが

 

なんかこのシンプルなデザインが、様々な方に受け入れられ、一台目の自転車やセカンドバイクとして選ばれ始めています。

 

 

このシェファードはライトウェイクロスバイクの基本となるモデル。

今回から少しハンドルの位置を低くして、よりお尻が痛くなりにくくなりました。

前作に比べると、ママチャリしか乗ったことが無い人が乗ると 少しフラフラと安定させにくい感じがすると思います。

ただ15分~30分ほど乗るともう慣れます。

そして少し前傾がきつくなった事により、サドルにかかる体重がペダルやハンドルに分散されやすくなり、長時間乗ってもお尻が痛くなりにくくなりました。

 

朝活サイクリングツアーでも使用するので、初心者の方に20~40km程度の距離をいきなり乗ってもらう事になります。

IMG_2279 IMG_2275 IMG_2244 IMG_2223

前作に比べると、お尻や手の痛みを訴える方が格段に減っていますので、実際に狙い通りの効果が出ているのでしょう。

 

フロントの変速をなくし、よりシンプルに軽量にした2018モデル。

正直坂道の多い地域ではギアが足りないかもしれません。

そこはしっかりとお使いになる地域を伺ってご案内しますからね♪

 

フロント変速が無い分、より見た目もライドもシンプルに。また軽量になった分軽やかにサイクリングを楽しめます。

 

ちなみに、ライトウェイのクロスバイクには他にもSTYLES(スタイルス)、そして PASTURE(パスチャー)というモデルがあります。

 

 

STYLESはデザイン、存在感ではピカイチ!

まずはこのモデルが気になってご来店いただく方が多かったです。

1DE8B355-154A-47C8-8E8D-83262ADA649D 8B9F932D-0132-4236-BBAA-1D4B19B9FCA3 0E66DE63-CC67-4AFB-89B2-B5B874742827

SHEPHERDはアルミフレームに対して、STYLESはクロモリフレーム。

実際に乗ってみると体感できるレベルで乗り心地がマイルド。そしてペダルを漕いでいくと心地よくスピードが伸びていく感覚があります。ただやはり少し重いのと、きびきびとした反応性はSHEPHERDに軍配が上がります。

SHEPHERDの方が更に太いタイヤを装着しているので、段差などをより気にしなくて良いですね。

 

また、STYLESは少しハンドル位置が低いです。初心者の方はより慣れが必要。

それに比べてSHEPHERDは初めての方でもすぐに慣れて頂けます。

 

どちらもお勧めですが、それぞれお客様のご要望に合わせてご提案させて頂きます♪

(見た目の好みもとっても大事ですよ♪)

 

 

 

そしてPASTURE。

97D23F77-8F2C-4857-8810-0DB2348AA1F7 E82DE1F3-B324-49F3-B533-DCBF197771E4

こちらはSHEPHERDに比べ、より跨ぎやすいフレーム設計。よりリラックスした状態で乗れるハンドルポジションなど、普段乗りのクロスバイクとして洗練された設計になっています。

サイクリング、スポーツライドを楽しみたいならSHEPHERDかSTYLES。

普段乗りに特化するならPASTURE

というイメージでしょうか。

 

ただどのモデルもサイクリング、スポーツライド、普段乗りすべて出来ます。

それぞれの用途や好みなどを丁寧にあげてみて、その中から総合的に判断すると自分にピッタリのモデルを選ぶことが出来ると思います。

 

スポーツ自転車初心者の方、初めてのクロスバイクをお探しの方。

しっかりとサポートさせて頂きますので、まずはじっくりお話ししましょう(^^)

 

お待ちしております♪

 

 

 

 

 

全国トップクラスのライトウェイ展示・試乗車!

こんにちは!Cycle Daysは新たにスポーツ自転車を始める方、「自転車のこと、よくわかんないんだけど。。」というお客様大歓迎です!

「そんなに本気でガツガツ乗りたいわけじゃないんだけど。。。」

「詳しくわからないけど、どんなものが合うのかまずは相談したい」

「そもそも自分にも乗れるのか不安。。」

なんていう方、ぜひ一度ご相談ください!

Cycle Daysが開業時から『LIFE STYLE BIKE』というコンセプトに惹かれ取り扱っておりますRITEWAY(ライトウェイ)ブランドのクロスバイクなど実際にご覧いただき試乗いただけます!!

試乗車・展示車合わせて常時20台ほどを展示中。

現在こちらの試乗車に実際に乗って体感いただけます♪

<2020年12月16日現在展示・試乗車>

・Shepherd City 500 Gross Titan Silver

・Shepherd City 460 Gross Navy

・Shepherd City 420 Gross Dark Olive

・SHEPHERD 700C MATTE BLACK

・SHEPHERD 26インチ MATTE RED

・Pasture 380 GROSS BEIGE

・Pasture 420 GROSS NAVY

・SONOMA ADVENTURE 500 GROSS TITAN SILVER

・GLACIER  MATTE NAVY

是非ご相談お待ちしております♪

5月21日まで!オープン一周年感謝セール開催中です

先日、2017年4月23日。Cycle Daysはお陰様で開業一周年を迎えました。

当日夜開催した記念パーティーにはお客様や開業にあたってお世話になった方々にお忙しい中お集まりいただき。

また国際交流や朝活などのコミュニティの仲間が集まり、また新しい人の繋がりが生まれる場になったのではないかと思います。

IMG_9643

IMG_9641

 

さて、この一周年を記念して

Cycle Daysは2017年5月21日まで『一周年感謝セール』としまして、

店内商品全品10%OFF!!

*一部対象外商品が御座います*

 

とさせて頂きます。タイヤ・チューブやメンテナンス用品など是非この機会にまとめてお買い求めください。

 

また現在在庫をしているロードバイク・クロスバイクの一部は30,40%OFFの商品も!!

是非ぜひ一度店頭へ!

IMG_9621

 

また、お取り寄せでも大変お得な価格でご案内できるモデルも御座います。

サイズは限られていますが、定価定価から30%ほどお安くなるものも!!

complete2p5-Zephyr-CB-black_blue_sidebike-kimera-al-tiabike-a-limited-105_3

 

是非ぜひお問い合わせください♪

眠っていたクロスバイクが復活!オーバーホール

今回はクロスバイクのオーバーホール。

暫く使われていなかった期間があるとの事でしたので、状態を確認して、しっかりと安全に乗ることが出来るようにメンテナンスをしていきます。

001

 

今回の作業手順は、

パーツ分解⇒洗浄⇒グリスアップ⇒組み付け⇒調整

 

まずはペダル、クランク、BBを取り外し。

フロントディレーラはEタイプ。一緒にはずします。

002

 

 

ボトムブラケットの状態は思ったより良く、表面のグリスはまだ残っておりベアリングはスムーズに回転しガタツキもありませんでした。

003

 

多少BB表面からの錆が付着していましたが、洗浄してグリスアップすれば問題ない状態です。

005

 

 

取り外したパーツはそれぞれ洗浄と必要に応じてグリスアップ、注油をしていきます。

006

 

 

ペダル・クランク・BBなどはトルクをかけて取り付け・取り外しをしますので、こういったワークススタンドに載せたまま作業をする事ができません。

ということで、それらが外れたことにより安心してワークスタンドへ。

007

 

そして前後ディレーラ、前後ブレーキやケーブルなどを取り外ししていきます。

 

 

ブレーキケーブルを触った時に違和感があったので見てみると、アウターケーブルのエンドキャップがついていません。

これではブレーキのタッチが悪く、また異物や水気も入りやすい。そしてハンドルが大きく切れたりしたときにケーブルが外れてしまう可能性もあります。

受け側によってエンドキャップを付けるものと付けないものがあります。

 

組み付けの際にはしっかり正しく組み付けます。

008

 

またフロントシフターの動作に違和感があったので見てみると、樹脂製のインジケータ(ピンクの帯状のパーツ)が割れています。経年劣化だと思われます。

動作を邪魔する恐れがあるので、これは取り外してしまいます。

011 012

 

 

フレーム各所に汚れがこびりついているのが良くわかります。

パーツを外すことによってしっかり細部までキレイにする事が出来ます。

009 010 013

Vブレーキの受け側の汚れはブレーキのタッチにも影響しますので、時々メンテナンスをしてあげると良いのです♪

 

 

同じようにブレーキ、ディレーラもトレーうつし、その後洗浄と注油へ。

*今回はブレーキパッドも交換なのでブレーキアームも同じトレーに置いていますが、ブレーキパッドがついた状態のブレーキアームの場合他のパーツと隔離します。

014

 

 

そしてフロントフォークとヘッドパーツも取り外してフレームだけにします。

そしてこらからフレームは洗浄の工程へ。

015

 

そうそう

こちらの車体、ヘッドパーツがうまいこといかず

玉あたりを強めるとハンドルが渋くなり、少しでも緩めるとガタが出るという。

 

パーツでも足りていないのかなと思っていたら、本来下側に入っているはずの樹脂パーツが上側に入っていたことにより、適切な玉あたりが得られていなかったことが分かりました。

 

016 017

 

どの時点で起こったのか。。。

 

*これは経験と推測で言っているだけですので聞き流してください*

整備士あるある、もっと言えば整備士試験のトレーナーあるあるなのですが、

七分組で入荷して組立をするとき、ステム・トップキャップを外した状態でフレームを倒したり、またステムやトップキャップが無い状態でフロントホイールを取り付けようとしてフォークごと抜け落ちて、ヘッドパーツが散らばる。。。という光景が。。(整備士は光景が目に浮かぶはず(笑))

これ、整備士試験、また整備士受験に向けたトレーニングキャンプで必ず数件あります。

もしかして、組立の段階、あるいは何らかのメンテナンスの際にパーツが抜け落ち、それを誤って戻してしまったのかなあ。。

*あくまで推測です。でもあるあるなので、ご自身でステム交換などされる際はお気をつけて!!わからなくなったら聞いてください♪*

 

 

 

さて、作業に戻ります。

ベアリング、フォーク、フレームヘッド部の汚れをしっかりと落してその後グリスアップ。組み付けていきます。

 

020

021 022

 

 

ボトムブラケットも同じように。

 

023 024

 

 

次はディレーラの洗浄の工程を。

ディグリーザ(樹脂に攻撃性のないもの!!)に浸してその後ブラッシング。

025 026

 

 

リアディレーラーはこのプーリーについて汚れがくせもの。といってもディグリーザーに浸した後マイナスドライバーなどで大きな汚れを取って、その後ブラッシングすれば取れます♪

チェーンのクリーニング時に定期的にやっていればウェスでも取れますので、是非定期的に実施しましょう。

028

 

ほら、こんなにとれた!!!

029

 

 

そのごディグリーザーと共に汚れを洗い流して、その後再度ナノテッククリーナーで洗浄しリンスしたらOK.

水気を切った後、稼働部に注油します。

030

 

 

そしてスプロケの洗浄も。

細かな傷がついているので「新品同様」とはいきませんが、きれいになります。

 

031 032

 

 

ホイールもチェック。ベアリングのグリスは残っていました(錆びもなく)が、汚れを取ってグリスを追加。

玉あたりを調整します。

034

 

 

 

そしてもちろん振れ取りも。

写真はタイヤ・チューブがついていませんが、タイヤ・チューブを取り付けて空気を入れるとテンションも振れも変化するので、再度確認してからフレームに取り付けます。

033

 

 

ブレーキの取り付け。

洗浄して、その後グリスアップして取り付け。

035 036

少し多めに塗って、その後余分なグリスをふき取ります。

 

ブレーキシュー組み付け時には油分が絶対につかないように。

037 038

 

 

ブレーキのアジャストボルト、シフターの可動部など必要ヵ所に適切なグリス、オイルを塗って組み付けていきます。

039 040

 

 

そして完了!!!(いつも最後の組み付け時スイッチが入ってどんどんやってしまって画像が少ない。。。^^;)

 

043

 

 

綺麗でしっかりと整備された自転車は気持ちが良いですね!!

自転車も喜んでいます(^_^)

042 044 045

 

 

 

以上で御座います。

最後まで読んで頂いた方、有難うございました!!

 

 

 

クロスバイクのセミオーバーホール♪

加工工程についてのブログが溜まってしまって溜まってしまって。。

 

ひとつひとつアップしていきますが、まずは本日納車したものを。

 

GIANT ESCAPE RX3のセミオーバーホール+ヘッドパーツメンテナンス。

 

セミオーバーホールは

 

洗車・ドライブトレインの洗浄注油・必要パーツの交換(パーツ代別途)・全体点検調整

で加工料金10,800円(税込)というメニューです。

加工料金から見ると、グリップやバーテープ・ケーブル類・チェーンなどの交換料金はこのセミオーバーホールに含まれているので大変お得です。

 

 

 

014

 

洗車の工程はこれまでのブログ(ロードバイクのオーバーホール)などでお伝えしてきましたので割愛します。

当然ですが、どちらにしろ分解をする場合でも、ある程度全体の汚れを落としておいた方がその後の作業が進むので一番最初に洗車の工程を。

ただ、この段階で汚れがしつこそうな前後ディレーラとスプロケは外してしまい、別途特別メニューを

*パーツの分解清掃はセミオーバーホールの工程外ですが、今回交換パーツが少なかったためサービスで実施させて頂きました。

 

007 008

チェーンリング、スプロケにこびりつく汚れと同じように、リアディレーラのプーリーにもこってり汚れが付きやすいのです。

 

しっかりとディグリーザ(樹脂パーツなどに攻撃性のないもの!)をつけて暫く置き、その後こびりついた汚れを落としていきます。

主にブラシを使いますが、プーリーの頑固な汚れはマイナスドライバーなどを使ってこそぎ落とすようにとっておきます。

009

 

大きな汚れから小さな汚れへ。

その後一旦すすいで、その後のひと手間。

051

Muc-Offのサイクルクリーナー(元のナノテッククリーナーという名前の方が好きですが)

これを全体に吹きかけて再度すすぐと、ディグリーザーがしっかりと落ちてその後の注油を邪魔することが無くなります。

WAKOSのフォーミングマルチクリーナーも同じような役割で使えますね。

012

その後はしっかりと水気を飛ばして、必要ヵ所に注油をして完了です。

 

 

そしてスプロケの洗浄。こちらもセミオーバーホールであれば本来ホイールから外さず洗浄します。

それでも実は十分キレイになりますが、今回は他のパーツ交換が少ないのでサービスで。

 

015 016 018 019 020

 

 

そしてヘッドパーツの分解、洗浄グリスアップ。

001 002

 

ディレーラやスプロケと同じように、ディグリーザーとブラッシングで汚れを落とし、クリーナーでしっかりすすいでキレイに。

 

003

 

そしてグリスアップをしてフレームへ戻します。受け側とベアリングそれぞれグリスアップします。ベアリングはグリグリと全体になじませてから。

特に上側は少し多めにグリスアップ。雨水や汗などが侵入しやすく、下側に比べてもサビが進行してしまう事が多いのです。

もちろん余分なグリスは拭き取って。

 

004 005 006

 

そうそう、毎回お伝えしていますが、リアディレーラハンガーの緩みに注意!

今回は少しアライメント調整もしました。

021 022

 

 

完了です。

途中の工程をだいぶ端折ってしまいましたが。。

025 026

 

今回は一泊二日での作業でしたが、基本的に一週間程度お預かりをさせて頂き作業をしております。

料金や期間は車種によっても異なってまいります。

ご興味ある方は是非一度お問い合わせくださいませ!

 

お待たせしました!輪行バッグ入荷しました!

タイトルの通り、輪行バッグ再入荷致しました!!

 

当店は小田原駅から徒歩5分程度というロケーションから、遠方から電車で来られるサイクリストのお客様がよく来店されます。

 

輪行をしてきていざ乗ろう!!と思った時に

 

「あれ、クリートが摩耗しててはまらない。。」

「なんだか変速の調子がおかしい」

「あれ、パンクしてる。。」

 

などのトラブルに対応させて頂く事も。

 

そして最も多いのが輪行バッグの問い合わせ。

体調的、またバイクトラブルの大きさや時間的問題で輪行バッグをお求めに来られる方が多くいらっしゃいます。

もちろん、これまでずっと輪行バッグを在庫していたのですが、最近問い合わせが多く先週一週間欠品させてしまっておりました。

大変失礼いたしました!

 

本日ようやく入荷致しました!!

img_8900

このMARUTOの輪行バッグは前後輪を外して、上下ひっくり返すだけ!という直感的に輪行できちゃう簡単なモデル。

特に緊急対応的な

「自走できないから輪行バッグ買って帰ろう。初めてだけど大丈夫かな。。」

という方に大人気!!

 

IMG_8902

(今後欠品させないように気を付けます。。)

 

 

そうそう

ところで当店の入っているビルの二階にはplum hostelというゲストハウスがあり、自転車旅をされている方も良く宿泊されます♪

創業塾同期の友人がオーナーなのですが、とっても雰囲気が良いのです。

 

遠方から来られる方だけでなく、合宿的に「がっつり乗ってみんなで一緒に泊まりたい!!!」

なんて方にもおすすめです。

僕も時々泊まるのですが楽しいですよ。

 

 

plum-hostel006_1

imgp9132_orig imgp9147_orig

 

チェーンのお話

最近よくお客様から質問を頂くネタを

 

「新品のチェーンに元々塗られているグリスのようなベトベトオイル、これって落とすの?」

IMG_8754

良くある意見として

・これは保管用のオイル。粘度が高すぎるからすぐに汚れを拾ってしまうので、落とした方が良い

・いやいや、工場で塗られたオイルなので、逆に暫く放っておいても大丈夫な素晴らしいオイル

 

それぞれどこを軸に何を重視するかによって答えは変わってきますが、Cycle Daysでは特別ご要望が無い限り、基本的にロードバイク・MTB

クロスバイク問わず

 

新品チェーンについたオイルは落とさずにそのまましばらく乗って頂いています。

 

 

まず、そもそも新品チェーンについているオイルは通常のチェーンオイル、ルブとは目的が異なります。

もちろんベタベタしているとはいえ潤滑性能は持っていますし、よく言われている「長期保管用のオイルだから」という意味ももちろんありますが、もう一つ大切な役割があります!

 

『新品のオイルは落とさないで乗ってください』

何年前かのSHIMANOのテックセミナーで黒川さん(業界で知らない人はいないシマノのトップメカニックさんです)が仰っていたのですが、新品チェーンは、新しい工業製品特有の微細なバリなどがあり、それを保護するために包み込んでいるのが新品チェーンに塗布されているあのベタベタのオイルだそうです。

安易に落としてサラサラのオイルを塗ってしまうと、こういったバリなどがプレートやピンなどお互いに攻撃しあって、チェーン自体の寿命を著しく低下させてしまうようです。

ちなみにこのオイル、パーツクリーナーなどで脱脂したくらいじゃ落ちません。なので表面だけ少し脱脂して、内部にはオイルが残るようにすれば、汚れのリスクも最小限になり内部を摩耗させることも無いという事になるかもしれませんが。

ただ、何か特別なご要望が無い限り、当店ではそのままの状態で一か月ほど、300~500kmほど乗って頂き、状態を見て洗浄・注油を実施します。

専用のディグリーザーとチェーンマシンを使ってもかなり落とすのに苦労します。それでしっかりクリーン&ドライになったチェーンに用途になったオイルを塗った後のパフォーマンスは最高です!!(スプロケ、チェーンリング、プーリー、ディレーラーも同時に実施します)

 

メンテナンス頻度が高くない普段使い用のMTB,クロスバイクなどではご使用用途などによりそのままで使っている方もいらっしゃいます。

ただ、本来の性能を発揮するには、まずは一定期間保護用のオイルをまとったまま乗って、その後しっかりと洗浄して用途に合ったオイルを注油するというのがベストでしょう。

※大事な記述を忘れていました!

・まず、何事も例外があること。

・そしてシマノの新型SILTECチェーンなど 表面コートがされていたり、元々軽めのオイルが塗られているものがありますのでそういった場合はまた少し違ってきます。表面精度とコーティングにより新品でも削れ合うリスクが殆ど無いのかもしれません。(実証していませんが)

 

スプロケやチェーンリングを交換した直後も馴染みが出るまでは微妙に変速が落ち着かなかったりしますよね?

馴染みだしというのはとても大切なプロセスなのです。

 

IMG_8753

ちなみにレース現場で時々迷うのが

レース直前でチェーンを変えなければいけない場合。レースのような高負荷がかかる状態に、保護オイルのないチェーンオイルで挑むと寿命が縮むだけでなく大きなダメージ、最悪チェーン切れに繋がる事もあるとか。

 

そのレースは狙うレースなのか、それとも翌週以降の為の調整レースなのかによっても変わります。

ヒルクライムレースで、「このレースの為に一年練習してきた!!」という方の場合は、洗浄して少し油膜の残るような性質のオイルを塗ります。

逆に、「翌週のレースが本番なんだよ」という方の場合は、過剰なオイルを取り除いてそのまま乗って頂くか、本当に判断が分かれますね。

 

 

洗浄方法や注油方法、またどんなケミカルを使用するのかについては本当に奥が深いので、また別の機会に♪

お店の方でご質問頂ければとことんご説明いたします!!!(^v^)

img_8752

クロスバイクの定期点検♪

皆様こんにちは!

なんだか台風が三つも発生して「記録的大雨に警戒!!」なんてニュースがあり、また浸水が無いかヒヤヒヤしている佐々木です。

 

さて、昨日4月末に購入頂いた自転車の定期点検を実施しましたのでそのご報告です♪

そう、Cycle Daysでご購入いただいた車体は廃車になるまで何度でも点検が無料なのです。

続きを読む