こんにちは!いつもご来店ご利用ありがとうございます!またブログを読んでください有難うございます。
土曜日の開店直後なので、すこし雑な表現も多くなってしまいます。画像も多用できませんが是非最後まで読んでください。
タイトル通り、お願いです。
ロードバイクに乗っていて3か月以上点検していない方は今すぐ自転車店でプロの点検・メンテナンスを受けてください。
・レースに向けてロードバイクをしっかりと乗っている
・トレーニング、フィットネス目的でロードバイクを楽しんでいる
・通勤、サイクリングでのんびりと
などなど、様々な楽しみ方がありますが
用途問わず、定期的な点検を受けていない方は必ず点検を受けてください。
*後半ご説明しますが、これはもちろんロードバイク以外でも。どのような自転車でも点検が重要です*
ここ最近当店のお客様において様々なトラブルや、点検で発覚したトラブルにつながる要因などにより、
再度点検の重要性、その認識を強くしましたので皆様に共有させて頂きます。
是非一緒に乗られるお友達、仲間同士で共有して、注意しあって安全に楽しく乗れるようにしましょう。
1.チェーン切れ
こちらはご自身でもチェックできます。クランクを逆回転させてチェーンを1周させながらチェーンのプレート、リンクなどに異常がないかどうか確認しましょう。こういったチェーン切れの原因としては
・トルクをかけた状態での無理な変速
・チェーンピンのはめ込みが甘い、あるいは差し込みが深すぎた
・スプロケットやチェーンリング歯の摩耗
等が考えられます。
2.クランク脱落
これは最近なぜか相次いで発生したので、皆様も是非お気をつけて!最も力がかかるパーツであり、意外と緩んでいます。
最も力が加わるパーツであり、でもご自身ではなかなかチェックできない箇所かもしれません。
左クランクアームを両側から5mmの六角レンチで締めているボルトは14Nm程度の比較的強い力で締結しています。
ただ、最も力が加わる部分だからこそ、ネジの伸びや緩みが出やすく定期的に確認をする必要があります。またこの部分の増し締めだけでなく、クランクキャップボルト(画像ゴールドのパーツ)の固定が緩んでいると、ベアリングに適切な圧がかからずガタツキが出てしまい、それが進行するとBBやクランクにダメージを与え、走行中にクランクが脱落することがあります。
またアンギュラコンタクト方式などクランクキャップで横方向から6~10Nm程度のちからで締める事により適切な玉あたりを出すBBは、元々トルクをかけていない状態でガタツキがあります。このタイプのBBをしようしていると、SHIMANO純正BBを使用している時と比較するとより、トルクが弱まってくるとガタツキが出始めその後急速にガタが進行⇒クランク外れに繋がる事があります。
3.その他各部緩み
・ブレーキケーブル固定部の緩み
⇒下りでブレーキケーブルが抜け、ブレーキが効かなくなったことを想像してください
・ハンドル、ステム固定部の緩み
⇒乗車中にハンドル、ステムが動いたら…
・ヘッドのガタ、緩み
⇒ハンドリング・ブレーキングが不安定になり、またそのまま使用するとフレームのヘッドワンを割る事も。。
・ハブのガタ
⇒走行が不安定になり、そのまま使用するとハブ・ベアリングをダメにしてしまう事も。。
・サドルレールの緩み
⇒走行中にいきなりサドルがズレたり外れる事も
以上ここ最近で実際に発生している事例です。
これはロードバイク以外でも、どのような自転車でも一緒です。
自転車の各部ネジは必ず緩み、ガタツキが発生します。
各パーツを留めているネジも小さなものが多いので、振動や加える力により伸び、緩みが発生します。
必ず定期的な点検が必要です。