大磯クリテリウム2018-19 第3戦メカレポート

こんばんは、店主佐々木です。本日は都内で展示会、打ち合わせ、勉強会など。まだまだ学ぶことが多いなと思い知った1日でした…(がんばろ)

さて、昨日ライド後しっかりケアしたおかげで元気いっぱい。須田コーチ直伝『お尻で階段登り』!駅の階段階段を1つ飛ばしで登ります。(笑)また明日から店舗営業致しますので、皆様ご来店お待ちしております!

さて。忘れないうちに。移動中に簡単ではありますが先日開催された大磯クリテリウム2018-19 第3戦のメカレポートを!

〈今回お伝えする事)

  1. サイクルデイズ的メカサポートの目的
    2.現場で多いトラブルは?
    3.完全整備はマナーではなくルールです!

長くなりますがお付き合いくださいませ🙇‍♂️

〈1. サイクルデイズ的メカサポートの目的〉
大磯クリテリウムのメカサポートはボランティアです。来客の多い週末に1日店を閉めてメカサポート、ご利用のお客様にはご迷惑をお掛けすることもあるのですが、サイクルデイズとしてメカサポートを実施するには目的があります。
自分がレースに出たいから?チームメイト、お客様のレースを観戦したいから??
せ…正解ですけど(笑)根底にあるのは

『点検、メンテナンスの重要性を伝える』

ずーっとお伝えしていますが、
自分も周りも傷つける可能性がある『自転車』だからこそ、定期点検、メンテナンスが重要なのです。

レースやイベントにおいては
そもそも、しっかり整備された状態。
検車に通る状態で参加することが参加者の義務であり、
整備不良で検車通らなかったら、普通はレース出られません。
※そこで検車担当のボランティアの方に文句を言うなんてのは以てのほか。遊び場を提供して頂けているボランティアの皆さんへ感謝をもって接しましょう!※

ただメカニックとして
・なぜこのトラブルが発生したのか
・どうしたら防げたのか
を丁寧に説明して、

「今後ちゃんと点検、メンテナンスしましょう!」
を伝えたい。

「いやちやこんな状態じゃ出られないよ」
でハネてしまうのではなくて、今回の件をきっかけに、より安全に乗れるようになって欲しい。そんな目的を持ってメカサポートを実施しています。

あとは、レースの出走を控えた状態での整備・メンテナンスは店舗でのそれと少し優先順位が変わります。メカニックとして経験・情報・事例を積む目的もあるのです。

〈2.現場で多いトラブルは?〉
まずはこちら。

・ヘッドパーツガタ
・ハブのガタ

がダントツに多いです。
今回は八割がヘッドかハブのガタ。
調整ですぐ直る場合もあれば、パーツの交換が必要だったり、そもそも固着して手がつけられないものも… これは『整備不良』の状態です…

ヘッドにガタがある状態だと、特にブレーキ・コーナリングで車体の挙動が不安定になり、その結果落車、周りの落車を誘発する事も。
そのまま乗り続けるとフレームのヘッドチューブやフォークコラムを破損する事もあります。
ハブのガタも同じく走行に大きく影響が出ますし、推進力も伝わりにくくなります。

他にも整備不良、準備不足と言わざるを得なかったのが
・タイヤ摩耗によるバースト、パンク
➡︎事前に確認して交換しておくべき

・ スプロケの摩耗で歯飛びする
➡︎レース直前にホイールを変えていて気づかなかった。問題の発見ができないので直前に変えるのは避けましょう!

・ブレーキが効かない
➡︎ケーブルのサビ、汚れで&ブレーキキャリパーの汚れで引きがとてつもなく重い…

軽量パーツ、ホイールなどにお金をかける前に!
まずは消耗品を定期的に変え、しっかりとプロによる点検・メンテナンスを!
それが最もコスパの高いチューニング、安全に快適に『速く!!』なる方法です。

今回の他のトラブル事例としては
・風で倒れてエンドが曲がり変速不良
・シフトケーブル切れ(兆候はあるのですが…)

そのあたりは不可抗力、そういう時のためのメカサポート!
迅速に最大限出来ることをやります!

これまでは他にも
・Di2ケーブル抜け
・クランク外れ
・ブレーキにシフトケーブル使ってる…??
なんかもありました(^_^;)

〈3.完全整備はマナーではなく義務です! 〉
最後にこちら。
エントリーの際に皆さん確認していますか?
レース、イベントへの参加において『整備された自転車』で参加される事。

「なんとなくチェックした」
「これまで大丈夫だった」

ではなく、『完全整備』です。
120%の自信を持てないのであれば、必ずプロに依頼してください。
残念ながら『自己責任』じゃすみません、自己完結出来ないのです。

自分の整備不良において他人を怪我させたり、最悪命を奪う可能性があるのが自転車競技です。

楽しい自転車ですが、常にその怖さを持ちながら関わってほしいのです。
『点検・整備』という具体的行動が、自転車競技の安全性を高めて、
それにより新しい参加者を安心して招くことができ、参加者層が広がればまた新しい楽しみが増えたり、参加コストも下がったりするかも。

メカニックとしての責任も重大、
ネジ一本で人の命を奪う可能性があり、そこに人生を賭けています。ですから佐々木はよくメカニックに関する夢を見ます。常に怖さをもつ、それで良いと思っています。

〈最後にに〉
長くなってしまいました。熱すぎるところもあるかもしれませんが…
この情報が参加者の方の安全意識向上、メカトラブルや事故を未然に防ぐ事に繋がれば幸いです。

最後まで読んで頂いた皆様、有難う御座いました!

(投稿してたら恵比寿で降りそこねた…)

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