FELT FR30のオーバーホール作業

こんにちは、店主佐々木です。

うーオーバーホールその他作業のブログ投稿が追い付いておりません。。

むしろ、ほぼ直接お客様にメールなどで画像と共にご説明して完了させてしまっていることが殆ど。。

今回はお客様に画像説明はさせて頂いておりますが、その画像をお送りできていませんので

ちゃんとブログにします。

ただ、春になりかなりお客様対応が多く(有難う御座います)作業によっては撮影できなかった物も。。ご了承くださいませ。

さて。今回もオーバーホール作業に入る前にまずは予洗いを実施。交換パーツによりますが通常の洗車とほぼ同じ工程で進めます。一つ違うとすれば、オーバーホールでない場合はヘッド・ハブ・BBその他グリスが封入されている部分に水が入ってしまわないように水流の強さと向きをコントロールしますが、オーバーホールの場合は逆にしっかりと洗ってしまいます。

尚、予洗い後すぐに分解洗浄作業が出来ない場合はMuc-OffのMO94など水置換防錆スプレーをかけておかないと、うっかりサビさせることがあるので要注意です。

その後コンポーネント、各グロメット、フォーク、ヘッドパーツ、サドルシートポストなどを外し、フレームとパーツを完全に分かれた状態にします

*ここがお客様対応をしながら少しずつ進めた&スタッフと分業したことも有画像がなかなかありません。。ごめんなさい。。。。*

尚今回フロントのタイヤの進行方向が逆になってしまっていたので、それを付け替え。

このMAXXISの初代ハイロードTLR。脱着が容易で密封性も高くて良かったのですが、モデルチェンジしてもそれは変わらず♪MAXXISのTLRタイヤ各種在庫していますから是非ご相談ください(最近のMAXXISロードタイヤ大好き店主) 

 

尚、チューブレス作業の際は基本的にシーラントの使用が推奨されているのですが、ビード上げしてからすぐにシーラントを入れるのではなくて、シーラント無しである程度ビードとリムを密着馴染ませてからシーラントを入れる事をお勧めしています。理由については長くなるので、、お店で聞いてください(笑)

ヘッドパーツ。こういったベアリング系やフレームのケーブル受け、BB下ケーブルガイドなどはこういったオーバーホールの機会で無いと外すことが少ないのですが、

特にそのままにしておくと腐食して大変なことに。定期的な点検メンテナンス、そしてオーバーホールをお勧めしております。

フレームとの間、そしてトップキャップとの間のグリスがだいぶ少なくなってしまっています。

ヘッドパーツについて、状態がこのように比較的良い車体のベアリングを交換するかどうかはいつも頭を悩ませるところ。使えるものは可能な限り使いたいですが、せっかくオーバーホールをしたのにその後短期間で交換が必要になっては良くないですから。今回は少し汚れはあるものの、洗浄とグリスアップをすれば全く問題なく使えそうだったのでそのまま使用しました♪

カートリッジ外側に取り切れない錆の跡がありますが基本的に問題なく使用できるレベル。
グリスについても毎回車体とお客様によって使い分けています。
グリスはたっぷりと。あふれてきたものを軽くふき取りトップキャップを取り付けます。

今回BBも交換。このFR30はBB386EVO規格、SUGINOのBB386EVO-IDS24コンバーターを取り付けしていきます。

プレスフィット系の異音防止といえばこれ。ただ、フレームやBBによって塗布量が異なります。

その他パーツの分解洗浄も実施。どうしてもグリス、洗浄剤の兼ね合いでスマホが触れず画像が少なめに。。

ガイドプーリーがだいぶ痩せてしまっており、一部欠損も。変速がおかしくて、調整やチェーンを変えてみても直らない場合。それはスプロケやプーリーに原因が潜んでいる事もあります。

毎回組み立てはリズムでやってしまうので組立途中の画像が少ないのですが、、、

組み立て前に

・フレームの小傷除去とコーティング

・コンポ組み付け

・ケーブルルーティン

・各調整

・バーテープ巻き

・全体最終確認、トルクチェック

という流れで進めております。

完成!これでまた

より楽しく快適に、安全にロードバイクを楽しんで頂けるはず♪

H様、ご依頼有難うございました。

一か月後の無料点検、お待ちしております!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください