TREK MADONE5.9のオーバーホール その①

さて、本日はオーバーホール作業。

洗車⇒分解清掃⇒組み付け⇒調整

という流れで進めていきます。

バリアスコートをかけるので、本日は洗車⇒分解清掃までを実施します♪

 

洗車作業はいつも通り、

まずはディグリーザーを駆動部、ブレーキに塗布。

 

これだけベットリな油汚れなので、ディグリーザーを塗布してしばらく置いてからブラッシングします

 

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駆動部をディグリーザーで洗浄して、その後洗剤をしっかりと泡立てて洗い、

その後綺麗なスポンジに変えて、全体を上から順に洗っていきます。

 

*写真を撮り忘れてしまいましたが、もちろんホイールも洗います。

まずはスプロケにディグリーザーを付けて油汚れを溶かします。

その後洗剤で泡立てたスポンジで洗浄。その後綺麗な更に綺麗なスポンジにかえ、タイヤ・ホイール全体を洗っていきます。

そして、最後に水を含ませたスポンジでしっかりと洗剤を落とします。

 

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全体を洗い終わったら、一旦水を切ります。大まかに水を切ったらその後はコンプレッサーで水けを吹き飛ばします。

 

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さて、フレームの水切りをしている間にホイールの作業をします。

まずはクイックレバーを抜いて水気と汚れをふき取ります。意外とこういうタイミングでないとしっかり綺麗にしないんですよね!

グリスアップも忘れずに(怠るとすぐに錆び始めます。。)

 

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また、クイックレバーの稼働部も注油します。ここが渋くなっていると、クイックレバーを閉めても十分な固定力が得られず、ホイールの固定が不完全になるケースがあります(レース会場でも時々見かけます。)

 

 

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そして今度はハブのメンテナンス。こちらはフロントのハブシャフトを抜いたところ。

ここが汚れていると回転に影響が出るのはもちろん、異音の原因にもなります。

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また、シールドベアリング内も確認していきます。

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シールがしっかりと効いていたので、問題なさそうですね!

その後シールをそっと戻して、シャフトに接する部分に薄くグリスを塗布して組み付け直していきます。

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そうそう、リアホイールにひとつ問題が発生していました。

フリーボディを固定しているナットが完全に緩んでしまっており、手でフリーボディが外れてしまう状態になっていました。

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どの時点からこうなっていたかわかりませんが、今回は組み付け直せば問題なさそうでしたので、洗浄・注油をして組みなおしていきます。

 

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その後スプロケの洗浄。一度洗車していますが、やはり隙間に汚れが溜まっていますので、分解してディグリーザーに漬けます。

 

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綺麗にした後の画像がこちら。やっぱりピカピカのスプロケは気持ちが良いですよね!!

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もちろんチェーンもきれいに

 

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あと、ホイールで重要なのはリム面の掃除です。しっかりと脱脂をして洗浄していきます。

これでブレーキの効きがかなり変わります。

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そして前後共にセンター・テンションバランスを確認して、振れ取り作業。今回はフロントに大きく振れがあったので、修正後走りもだいぶ変わるはずです!!

また、このタイミングでタイヤに刺さっている小さな石、ガラス片を除去します。この状態で走っていると、突然パンクの原因になってしまう事もあるんです。。。

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ホイールの作業が完了したら、フレームの作業に入ります。

まずはパーツを外して清掃作業。

このタイミングで細かなところの汚れも除去していき、各パーツの状態も確認していきます。

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パーツを外してもなお届きにくい部分の汚れ落としには綿棒や「こより」を使って丁寧に。

キズや沈着してしまっている汚れまでは取れませんが、可能な限りきれいにしていきます。

 

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パーツを外すにあたって、リアエンド金具がかなり緩くなっていました。ネジの緩み止めがしっかりと効いていなかったので、ネジロック(青)を塗布して緩み防止をします。

 

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リアディレーラーのプーリーもしっかりと清掃。この部分の汚れは思った以上にパワーロスに繋がりますし、耳障りな異音の原因にもなります。

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こんかいガイドプーリー(スプロケに近い側)に傷とプレートの歪みがありました。少しだけ回転に抵抗が出ているので、交換をする事になりそうです。

あとはSHIMANOのパーツにするか、社外品にするかはお客様と相談です♪

 

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そしてヘッドパーツ!ここもご自分ではなかなか手が出せない所ではないでしょうか。

分解してみるとやはり汚れが溜まっており、下ワンはグリスがほとんど流れ出てしまっており、錆が進行していました。

 

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また、プレッシャーアンカーが抜けかかってしまっていました。ここも修正していきます。

 

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特に下側のベアリングは表面がしっかりと錆びてしまっていました。クリーナーで汚れを落とした後、消しゴムヤスリで表面をきれいにしましたが、まだ黒ずんだ錆が残ってしまっています。また、こちらはシールを開けるとグリスが変質してしまっており「ゴリゴリ」という状態に。

古いグリスをしっかり洗い流して、新しいグリスを塗り、ベアリングを回転させて馴染ませた後にシールを戻します。

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これで組み付け直したところ、動作に問題はなくなりました。

さて、これで全体の分解洗浄は完了です。

駆動系のパーツを戻す前に、WAKO'Sのバリアスコートを施工。

一日置いて、明日作業の続きを実施します。

 

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②に続く。

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