こんにちは、店主佐々木です。
実は先日の投稿から、ちょうど新しいフレームを検討されていたお客様に特別なAURUMフレームをオーダーいただく事になりまして、
本日ご納車をさせて頂きました。

今回の特別モデルは日本国内に2本だけとの事です。
大変貴重なフレームをご注文頂き誠に有難うございます。
こちらの特別塗装は『MAGMA』の名の通りの、まるで燃え盛る溶岩のような
鮮やかな赤×深い黒のグラデーションで、
見る角度によって車体の雰囲気がかなり変わります。
後半の画像で是非ご確認ください。


AURUM愛はブログや投稿でお伝えしていた通りなのですが、
実際に組ませて頂くのはこちらがはじめてなので、
公式のマニュアルはもちろん、国内外問わず各組立模様・動画などを参考にしながら…
国内AURUM取り扱いの先駆者、COLORSさんの投稿などもかなり参考にさせて頂きました。
と言いましても、新型MAGMAは最新のケーブル全内装型フレーム同様に、とても組みやすいフレームでした。
塗膜の厚い部分を面取り、切削する部分などはありましたが
全体的に非常に精度が高く、組みやすかったです。
(ヨーロッパブランドは物によってですが本当にいろいろあるので。。笑)



組立画像って毎回そうなのですが、
ある程度の工程に来ると手が離せずに、途中の画像が全然無くなってしまうんですよね。。。
組立の工程はざっくりと
①まずはフレームフォーク、コンポその他パーツの確認や下処理・準備
②ケーブルルーティンの確認、必要に応じて更に下処理
③ヘッドパーツ処理⇒コラムカット・フォーク取り付け⇒ホースカット(ポジションほぼ決まっているのでこの工程順)
④ブレーキ作業、ブリーディング
⑤BB取付、残りのコンポ組付け⇒全体調整
という流れです。
フレーム、ルーティン、パーツにより少し流れは変わってきますが
大体このような流れです。
全内装でない場合は先にコラムカット⇒ヘッドフォーク組付けをしてからコンポ組付け・調整になることが多いかもしれません。

そして完成!!
投稿でも、いろんな方にも100万回くらいお伝えしたのですが
今回ホイールxタイヤはお持ち込みで作業したのですが、
もう少しお時間頂いて、タイヤロゴをそろえれば良かった…と
初回点検の際にご提案してみよう。。
(ただ、Corsa PROってあんまり何度も脱着するのに向いていないんですよね。。)
さて。
暖色系照明の店内と異なり、外に出すとより色合い・コントラストが鮮やかになります。

さて。
冒頭でお伝えしたようにこちらの塗装は
前方・上方から眺めると『赤』の主張が強く

後方、下方から眺めると『黒』の主張が強くなります。


ちなみにもう一本をオーダーされた方も神奈川県の方と聞いております。
もし叶うのであれば、是非10月11日・12日のAURUM試乗会の際に
合同ライドなんて出来たら最高ですね。
ちなみに余談ですが、AURUMの呼び方について、
国内においては50音順での表示順を優位にするために『アウルム』になったそうです。
これまでもグローバルのプレゼンテーションでは『オーラム』でしたが、スペイン人ライダーさんたちは皆さん『アウルム』と発音されていました。
実際に読むときはどちらでも良いそうなので、当店は引き続き『オーラム』と読むかもしれません(笑)
U様今回も有難うございました。
まずは初回点検ですね、お待ちしております!