NEILPRYDE BURA 2017

9月の早期受注でオーダー頂いていましたNEILPRYDE BURAをようやく納車できました。

大変お待たせいたしました。有難うございました。

また早速楽しく乗って頂けているようで嬉しいです!!

またこれから細かな調整をしながら、より人馬一体となれるようにお手伝いできればと思います。

 

 

それでは作業模様を。

以前のブログ(新車がお客様に渡るまで♪-組立準備編-)などでもお伝えしたので内容は重複していますが

目的としては、お客様に愛車がどのように組まれたかをお伝えする為。可能な限り工程を残していきます。

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まずはこちらの車体は『完成車』。

既に7割ほど組みあがった状態で来ていますが、一度全て取り外します。

 

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ブレーキが他のグリスやオイルなど油分を含んだパーツと一緒にならないようにトレーを分けます。

 

 

 

全てのパーツ、フォークやヘッドパーツなども外してそしてフレームだけにします。

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フレームだけにしてみると、より一層このBURAの左右非対称フレームが際立ちます。

 

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ダウンチューブ、BB周り、シートチューブ、チェーンステーそれぞれ左右非対称デザインになっています。

ドライブトレインがある側とそうでない側、当然力のかかり具合が異なりますので、左右非対称デザインによって最適化を図っているわけです。

もちろんそれはNEILPRYDEだけでなく各社モデルによってこういった左右非対称デザインのフレームを製造しています♪

 

 

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ダウンチューブを上から見ると、ボトルケージボルトに対してフレームが左右非対称になっているのが良くわかります。

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さて、作業工程に戻ります。

フレームへのコーティング作業を実施。

これで一晩寝かせます。

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またフロントフォークも計測したサイズに合わせて切断して、コーティングをかけます。

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また今回は今お使いいただいているBOMAのカーボンクリンチャーホイールTh-9wをBURAに使用しますが、このタイミングでホイールの点検も。

ベアリング、振れなどの確認を。

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こちらのホイール、ニップルがリム内部にある為タイヤチューブを外さないと振れ取りが出来ません。

面倒なようにも感じますが、ニップルによる空気の乱流を防ぐことに回転抵抗を減らします。

そう、BOMAのホイールは日本製ベアリングと合わさりとっても良く回るのです。

 

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さて、一晩明け組み付け作業に入ります。

まずはヘッドパーツ、フォークを組み付け。

 

今回は少しスペーサーを多めにしてアップライトなポジションに。

 

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おぉ。。もうこんなところまで組んでしまった。時々無心に組んでしまう癖は直らず。。。

しかしこのフレームとホイールの組み合わせ、むちゃくちゃ格好良いですね!!!!

フェイスブックなどの投稿を見られて何名かのお客様が実際に見に来店。

じっくり眺めて帰って行かれました。ほんと格好良いですよね(しつこくてすみません。。)

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さて、一通り組み付けが終わりあとはケーブルルーティン。

今回はポジションがまだ定まっていないので、影響のない範囲でケーブルは少し長め。

ヒルクライムを考慮してバーテープはクランプに近いところまで巻きます。

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バーテープを巻く事によりケーブルにかかるテンションが更に変わる事があるので、再度ブレーキと変速の確認をして完成!!!

 

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はい、そうです。

僕はNEILPRYDEオーナーという事もあり、このブランドに対する愛情が。。(笑)

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以上です。

最後まで読んで頂いた方、有難うございました!!