タグ: メンテナンス
チェーン交換ってそこまでするの!?せっかくエコな自転車だから…♪
*あ、また長文になってしまいました。。(><)*
こんにちは、佐々木です。今日も穏やかな一日。毎朝メカニックスペース奥の窓を開けるのですが、なんだかハートの形に見える葉っぱがたくさん。窓から見える空き地のたったこれだけのスペースにも季節の変化や気づきがあるから面白いのです(-v-)
さて、昨日は 続きを読む
こびりついた泥汚れにはこれ!!!
そうそう、最近ライドの途中の寄り道によりぬかるんだ所を歩くことが多く、シューズのソール・クリートにびっしりと泥汚れがこびりついてしまう事が。。。これ暫く放っておくとがっつり固まってしまって、水やブラシでは簡単に落ちてくれません。
そんな時に活躍するのが…『ナノテックバイククリーナー』!!!!(愛くるしい青い2頭身キャラクター風に)
当店で取り扱いしているケミカルブランドの一つ、Muc-Offのクリーナーです。いや、現在カタログでは『サイクルクリーナー』パッケージでは『ファストアクションバイククリーナー』と名前が変わっているのですが、実際のこの商品のすごさを表しているのは『ナノテック』の方!!!
こちら、元々はフレームの洗浄用。MTBのオーバーホールには欠かせないクリーナーです。原材料を『ナノ』、分子レベルまで細かくすることにより、汚れにより深く浸透!ドロドロに汚れたシクロクロスやMTB、現場に水とこの『ナノテックバイククリーナー』があれば簡単に綺麗に、そしてその後の汚れや錆を予防することが出来るのです!
これはもちろんロードにも言えること。ダウンチューブ下やリア三角の泥・砂汚れをフレームを痛めることなく除去できます。
生分解性、無毒なので安心して使用できます。もちろんマットフィニッシュのフレームにも使用できます!
そしてそして、冒頭の通り
シューズにも使えます。泥汚れはしっかり分解してくれて、そのほかの表面の汚れも落としてくれます。そして素材を痛めないので安心!
*使用方法などを誤ると効果が得られなかったり、対象物にダメージを与える可能性が御座います。ご不明点は是非お尋ねください!!*
*緊急開催 参加費無料!* 点検・メンテナンスセミナー
「愛車のメンテナンス、出来ていますか?」
毎回点検、メンテナンスの重要性をお伝えしていますが、最近点検・メンテナンス不足によるトラブルが多かったので、今回はセミナーという形で直接皆さんにお伝えしたいと思います。
サイクリングをより安心して快適に楽しむための点検・メンテナンスセ
<対象者>
スポーツタイプの自転車に乗られている方
<セミナー内容>
・点検、メンテナンスの重要性について
・自分でもできる!!基本点検実演
・よくあるトラブルについて
・質疑応答
<タイムスケジュール(予定)>
13:00 点検・メンテナンスの重要性
13:15 基本点検実演
13:30 良くあるトラブルについて
13:45 質疑応答
14:00 セミナー終了
<講師プロフィール>
佐々木亮
自転車安全整備士 自転車技士
1984年生まれ。愛知県名古屋市出身
19歳でスポーツ自転車に関わる仕事に出会い、環境に良
【お願い】ロードバイクに乗っていて3か月以上点検していない方は、今すぐ点検へGO!!
こんにちは!いつもご来店ご利用ありがとうございます!またブログを読んでください有難うございます。
土曜日の開店直後なので、すこし雑な表現も多くなってしまいます。画像も多用できませんが是非最後まで読んでください。
タイトル通り、お願いです。
ロードバイクに乗っていて3か月以上点検していない方は今すぐ自転車店でプロの点検・メンテナンスを受けてください。
・レースに向けてロードバイクをしっかりと乗っている
・トレーニング、フィットネス目的でロードバイクを楽しんでいる
・通勤、サイクリングでのんびりと
などなど、様々な楽しみ方がありますが
用途問わず、定期的な点検を受けていない方は必ず点検を受けてください。
*後半ご説明しますが、これはもちろんロードバイク以外でも。どのような自転車でも点検が重要です*
ここ最近当店のお客様において様々なトラブルや、点検で発覚したトラブルにつながる要因などにより、
再度点検の重要性、その認識を強くしましたので皆様に共有させて頂きます。
是非一緒に乗られるお友達、仲間同士で共有して、注意しあって安全に楽しく乗れるようにしましょう。
1.チェーン切れ
こちらはご自身でもチェックできます。クランクを逆回転させてチェーンを1周させながらチェーンのプレート、リンクなどに異常がないかどうか確認しましょう。こういったチェーン切れの原因としては
・トルクをかけた状態での無理な変速
・チェーンピンのはめ込みが甘い、あるいは差し込みが深すぎた
・スプロケットやチェーンリング歯の摩耗
等が考えられます。
2.クランク脱落
これは最近なぜか相次いで発生したので、皆様も是非お気をつけて!最も力がかかるパーツであり、意外と緩んでいます。
最も力が加わるパーツであり、でもご自身ではなかなかチェックできない箇所かもしれません。
左クランクアームを両側から5mmの六角レンチで締めているボルトは14Nm程度の比較的強い力で締結しています。
ただ、最も力が加わる部分だからこそ、ネジの伸びや緩みが出やすく定期的に確認をする必要があります。またこの部分の増し締めだけでなく、クランクキャップボルト(画像ゴールドのパーツ)の固定が緩んでいると、ベアリングに適切な圧がかからずガタツキが出てしまい、それが進行するとBBやクランクにダメージを与え、走行中にクランクが脱落することがあります。
またアンギュラコンタクト方式などクランクキャップで横方向から6~10Nm程度のちからで締める事により適切な玉あたりを出すBBは、元々トルクをかけていない状態でガタツキがあります。このタイプのBBをしようしていると、SHIMANO純正BBを使用している時と比較するとより、トルクが弱まってくるとガタツキが出始めその後急速にガタが進行⇒クランク外れに繋がる事があります。
3.その他各部緩み
・ブレーキケーブル固定部の緩み
⇒下りでブレーキケーブルが抜け、ブレーキが効かなくなったことを想像してください
・ハンドル、ステム固定部の緩み
⇒乗車中にハンドル、ステムが動いたら…
・ヘッドのガタ、緩み
⇒ハンドリング・ブレーキングが不安定になり、またそのまま使用するとフレームのヘッドワンを割る事も。。
・ハブのガタ
⇒走行が不安定になり、そのまま使用するとハブ・ベアリングをダメにしてしまう事も。。
・サドルレールの緩み
⇒走行中にいきなりサドルがズレたり外れる事も
以上ここ最近で実際に発生している事例です。
これはロードバイク以外でも、どのような自転車でも一緒です。
自転車の各部ネジは必ず緩み、ガタツキが発生します。
各パーツを留めているネジも小さなものが多いので、振動や加える力により伸び、緩みが発生します。
必ず定期的な点検が必要です。
ご自身だけでなく、周りの人を傷つける可能性もありますので、必ず万全の状態にして乗るようにしましょう!!
ガタ、異音してませんか!???
皆さん突然ですが、愛車のガタ・異音のチェックしてますか?
これまでのレースブログなどでもご案内してきましたが、今一度お伝えしたいと思います。
まず、自転車は様々な部品、パーツの集合体です。
ハンドル・ステム、ペダルやクランクサドルなどなどしっかりと力が加わる箇所も有り、その力や振動などによってネジの緩みやパーツ自体の擦れによってガタが出てきます。
そのままで使用してしまうと、走行中にパーツがずれたり破損させてしまう事も!!
走っている最中にハンドルがずれたら…怖いですよね??(@@;)
これらの画像の車体もヘッドパーツのガタ、そしてブレーキ本体・ブレーキシューに緩みが出ていました。
アップダウンの多いコースをしっかり練習されたからだとおもいます。
しっかりと定期的にトルクの確認を実施して、安心してサイクリングを楽しみましょう!
ちなみに、当店ご購入車体はずっと点検が無料。増し締めや調整もやっちゃいます♪スポーツ自転車初心者の方は知らないことがたくさん。どんどん質問頂いてひとつずつクリアにしていきます。
スポーツ自転車にまだ乗ったことない方、乗り始めたばかりの方、是非ご相談ください♪
楽しいロングライド・自転車旅の前にしっかり点検を!!!
こんにちは!
GW連休最終日、本日は18時まで店舗営業しております♪やはりこの連休中天気もとてもよかったので、ロングライドや自転車旅を楽しむお客様がたくさん来られました。
ただ、残念ながらその来店動機の多くが何らかのトラブル。。
パンクや、転倒などによる急なトラブルは仕方ありませんが。。
ロングライドや旅に出る前に必ず愛車の点検を実施して、交換必要な消耗パーツは前もって交換しておきましょう!!!!
当店でも、もちろん最大限旅を続けるサポートをさせて頂きますし、そもそもそういった自転車旅をされている方のサポートも念頭に、この小田原駅から徒歩5分というロケーションを選びました。もちろん商売として考えると、使って頂く事は良い事なのですが、、
でも、旅先でトラブルに合って、大きな出費をする事によって、本当は食べられた美味しいものを我慢したり、本当は入れた温泉を我慢しなければ行けなくなったり。。。
せっかくの自転車旅なのに、そんなの切なすぎる!!!!(涙)
しっかりと準備をしておけば余計な時間・コストがかかる事もありません!
万が一自走できなくなったのが例えば西伊豆だったら。。公共交通機関もなくてひたすら何十キロも自転車を押して歩かなければ行けなくなったら本当に最悪です。(まぁそれも旅の思い出と言えばそうかもしれませんが^^;)
今回のトラブルとして
・スポーク折れ
・キャリアのボルト欠落
・クリートの摩耗
・チェーンの伸び
などなど。事前にチェックしておけば、旅の前に交換、増し締めなど対策が取れたと思います。
是非皆さん、旅の前にしっかりとチェックを!
もちろん、自転車旅やロングライドに行かなくても、定期点検は重要ですからね!
*なお明日8日(月)は臨時休業、9日(火)で連休を頂きます。また10日、11日は都内でのメカニックの為次の店舗営業は12日(金)となります。ご注意くださいませ。
MAVICフリーボディの注油と全体点検
今回もお客様から頂いた作業の工程について。
ロードバイクの点検とMAVICホイールのメンテナンスです。
「購入後一度もメンテナンスをしていないけど、状態どうですか」というご依頼。
使用、保管状況が良かったのかとても綺麗でしたが、フリーの動きだけはもう少し良くなるかなと。
という事で今回は全体点検・調整とフリーボディーのメンテナンス。
その際にスプロケも綺麗にしてしまうのでその他ドライブトレインのクリーニングも実施。
さて、早速ワークスタンドに載せてまずはホイールを外します、
本当に毎回くどくてすみません(笑)
でもとても重要です。かならずホイールを外したらリアエンドハンガーの固定を確認します。
ちなみに小さなボルトで固定されている事が多く、強い力を加えて何度も確認すると規定トルク値を越えてネジの塑性域を超えてしまう事があります。
あくまで、緩みのチェックというイメージです。何度も緩むようであればネジの緩み止めを塗りなおします。
すみません、工程の画像を撮り忘れましたが、前後輪を外したこのタイミングでチェーンマシンにかけてチェーンとディレーラ、チェーンリングなどをきれいにしていきます。ドライ&クリーンな状態にしたらディレーラのリンク部にだけ注油しておいておきます。
そして次はホイール。スプロケを外します。
スプロケはディグリーザを塗布してしばらく置いておきます。その間にフリーボディのメンテナンスへ。
もっと黒く汚れてしまっているものもあるのですが、これは比較的きれい。
ただオイルが足りず、また拭いてみると汚れが付着します。
このラチェットのハネの部分もしっかりときれいにしてオイルを挿します。
もちろん使用するのは純正のミネラルオイル。
これをやることで、フリーの音・そして回転がかなり変わります。
フリーボディを戻したら、その後キレイにしたスプロケを戻します。
ロックリングにはグリスを塗ります。
これが固着すると大変ですからね(@@;)
少し時系列がずれてしまいますが、もちろん振れ取りやクイックレバーへの注油も忘れずに。
このMAVICのタイヤサイドの剥離はロットによるのかなぁ。。時々発生しますよね。。
さて、ホイールを組み付けチェーンへ注油。
お馴染みのTeam Skyルブを。
あぁベリーのとっても良い香り。(笑)
あとは全体点検へ。
お渡しの直前に余分なオイルをふき取って完成です。
眠っていたクロスバイクが復活!オーバーホール
今回はクロスバイクのオーバーホール。
暫く使われていなかった期間があるとの事でしたので、状態を確認して、しっかりと安全に乗ることが出来るようにメンテナンスをしていきます。
今回の作業手順は、
パーツ分解⇒洗浄⇒グリスアップ⇒組み付け⇒調整
まずはペダル、クランク、BBを取り外し。
フロントディレーラはEタイプ。一緒にはずします。
ボトムブラケットの状態は思ったより良く、表面のグリスはまだ残っておりベアリングはスムーズに回転しガタツキもありませんでした。
多少BB表面からの錆が付着していましたが、洗浄してグリスアップすれば問題ない状態です。
取り外したパーツはそれぞれ洗浄と必要に応じてグリスアップ、注油をしていきます。
ペダル・クランク・BBなどはトルクをかけて取り付け・取り外しをしますので、こういったワークススタンドに載せたまま作業をする事ができません。
ということで、それらが外れたことにより安心してワークスタンドへ。
そして前後ディレーラ、前後ブレーキやケーブルなどを取り外ししていきます。
ブレーキケーブルを触った時に違和感があったので見てみると、アウターケーブルのエンドキャップがついていません。
これではブレーキのタッチが悪く、また異物や水気も入りやすい。そしてハンドルが大きく切れたりしたときにケーブルが外れてしまう可能性もあります。
受け側によってエンドキャップを付けるものと付けないものがあります。
組み付けの際にはしっかり正しく組み付けます。
またフロントシフターの動作に違和感があったので見てみると、樹脂製のインジケータ(ピンクの帯状のパーツ)が割れています。経年劣化だと思われます。
動作を邪魔する恐れがあるので、これは取り外してしまいます。
フレーム各所に汚れがこびりついているのが良くわかります。
パーツを外すことによってしっかり細部までキレイにする事が出来ます。
Vブレーキの受け側の汚れはブレーキのタッチにも影響しますので、時々メンテナンスをしてあげると良いのです♪
同じようにブレーキ、ディレーラもトレーうつし、その後洗浄と注油へ。
*今回はブレーキパッドも交換なのでブレーキアームも同じトレーに置いていますが、ブレーキパッドがついた状態のブレーキアームの場合他のパーツと隔離します。
そしてフロントフォークとヘッドパーツも取り外してフレームだけにします。
そしてこらからフレームは洗浄の工程へ。
そうそう
こちらの車体、ヘッドパーツがうまいこといかず
玉あたりを強めるとハンドルが渋くなり、少しでも緩めるとガタが出るという。
パーツでも足りていないのかなと思っていたら、本来下側に入っているはずの樹脂パーツが上側に入っていたことにより、適切な玉あたりが得られていなかったことが分かりました。
どの時点で起こったのか。。。
*これは経験と推測で言っているだけですので聞き流してください*
整備士あるある、もっと言えば整備士試験のトレーナーあるあるなのですが、
七分組で入荷して組立をするとき、ステム・トップキャップを外した状態でフレームを倒したり、またステムやトップキャップが無い状態でフロントホイールを取り付けようとしてフォークごと抜け落ちて、ヘッドパーツが散らばる。。。という光景が。。(整備士は光景が目に浮かぶはず(笑))
これ、整備士試験、また整備士受験に向けたトレーニングキャンプで必ず数件あります。
もしかして、組立の段階、あるいは何らかのメンテナンスの際にパーツが抜け落ち、それを誤って戻してしまったのかなあ。。
*あくまで推測です。でもあるあるなので、ご自身でステム交換などされる際はお気をつけて!!わからなくなったら聞いてください♪*
さて、作業に戻ります。
ベアリング、フォーク、フレームヘッド部の汚れをしっかりと落してその後グリスアップ。組み付けていきます。
ボトムブラケットも同じように。
次はディレーラの洗浄の工程を。
ディグリーザ(樹脂に攻撃性のないもの!!)に浸してその後ブラッシング。
リアディレーラーはこのプーリーについて汚れがくせもの。といってもディグリーザーに浸した後マイナスドライバーなどで大きな汚れを取って、その後ブラッシングすれば取れます♪
チェーンのクリーニング時に定期的にやっていればウェスでも取れますので、是非定期的に実施しましょう。
ほら、こんなにとれた!!!
そのごディグリーザーと共に汚れを洗い流して、その後再度ナノテッククリーナーで洗浄しリンスしたらOK.
水気を切った後、稼働部に注油します。
そしてスプロケの洗浄も。
細かな傷がついているので「新品同様」とはいきませんが、きれいになります。
ホイールもチェック。ベアリングのグリスは残っていました(錆びもなく)が、汚れを取ってグリスを追加。
玉あたりを調整します。
そしてもちろん振れ取りも。
写真はタイヤ・チューブがついていませんが、タイヤ・チューブを取り付けて空気を入れるとテンションも振れも変化するので、再度確認してからフレームに取り付けます。
ブレーキの取り付け。
洗浄して、その後グリスアップして取り付け。
少し多めに塗って、その後余分なグリスをふき取ります。
ブレーキシュー組み付け時には油分が絶対につかないように。
ブレーキのアジャストボルト、シフターの可動部など必要ヵ所に適切なグリス、オイルを塗って組み付けていきます。
そして完了!!!(いつも最後の組み付け時スイッチが入ってどんどんやってしまって画像が少ない。。。^^;)
綺麗でしっかりと整備された自転車は気持ちが良いですね!!
自転車も喜んでいます(^_^)
以上で御座います。
最後まで読んで頂いた方、有難うございました!!
クロスバイクのセミオーバーホール♪
加工工程についてのブログが溜まってしまって溜まってしまって。。
ひとつひとつアップしていきますが、まずは本日納車したものを。
GIANT ESCAPE RX3のセミオーバーホール+ヘッドパーツメンテナンス。
セミオーバーホールは
洗車・ドライブトレインの洗浄注油・必要パーツの交換(パーツ代別途)・全体点検調整
で加工料金10,800円(税込)というメニューです。
加工料金から見ると、グリップやバーテープ・ケーブル類・チェーンなどの交換料金はこのセミオーバーホールに含まれているので大変お得です。
洗車の工程はこれまでのブログ(ロードバイクのオーバーホール)などでお伝えしてきましたので割愛します。
当然ですが、どちらにしろ分解をする場合でも、ある程度全体の汚れを落としておいた方がその後の作業が進むので一番最初に洗車の工程を。
ただ、この段階で汚れがしつこそうな前後ディレーラとスプロケは外してしまい、別途特別メニューを
*パーツの分解清掃はセミオーバーホールの工程外ですが、今回交換パーツが少なかったためサービスで実施させて頂きました。
チェーンリング、スプロケにこびりつく汚れと同じように、リアディレーラのプーリーにもこってり汚れが付きやすいのです。
しっかりとディグリーザ(樹脂パーツなどに攻撃性のないもの!)をつけて暫く置き、その後こびりついた汚れを落としていきます。
主にブラシを使いますが、プーリーの頑固な汚れはマイナスドライバーなどを使ってこそぎ落とすようにとっておきます。
大きな汚れから小さな汚れへ。
その後一旦すすいで、その後のひと手間。
Muc-Offのサイクルクリーナー(元のナノテッククリーナーという名前の方が好きですが)
これを全体に吹きかけて再度すすぐと、ディグリーザーがしっかりと落ちてその後の注油を邪魔することが無くなります。
WAKOSのフォーミングマルチクリーナーも同じような役割で使えますね。
その後はしっかりと水気を飛ばして、必要ヵ所に注油をして完了です。
そしてスプロケの洗浄。こちらもセミオーバーホールであれば本来ホイールから外さず洗浄します。
それでも実は十分キレイになりますが、今回は他のパーツ交換が少ないのでサービスで。
そしてヘッドパーツの分解、洗浄グリスアップ。
ディレーラやスプロケと同じように、ディグリーザーとブラッシングで汚れを落とし、クリーナーでしっかりすすいでキレイに。
そしてグリスアップをしてフレームへ戻します。受け側とベアリングそれぞれグリスアップします。ベアリングはグリグリと全体になじませてから。
特に上側は少し多めにグリスアップ。雨水や汗などが侵入しやすく、下側に比べてもサビが進行してしまう事が多いのです。
もちろん余分なグリスは拭き取って。
そうそう、毎回お伝えしていますが、リアディレーラハンガーの緩みに注意!
今回は少しアライメント調整もしました。
完了です。
途中の工程をだいぶ端折ってしまいましたが。。
今回は一泊二日での作業でしたが、基本的に一週間程度お預かりをさせて頂き作業をしております。
料金や期間は車種によっても異なってまいります。
ご興味ある方は是非一度お問い合わせくださいませ!