【自転車を広める立場として。自転車を心から愛するものとして。心からご冥福をお祈りします】

インカレの落車、重体だった学生さんが亡くなったと。(関係者の皆さんのツイートからの情報なので 万が一にも誤報であればと願わずにはいられません)

1.5時間ほどずっと長文のブログを書いていたのですが、

結局考えがまとまらず、言葉の揺らぎがありすぎて。

考えに考えて。考えて書いてまた消して。

とにかく、みんなの顔が浮かんだよ

うちに出入りしてくれている若い子たち

自転車競技頑張ってる学生諸君

うちのスタッフも元スタッフも

そしてもちろん大人のみなさんも!!

みなさんにどれだけ勇気とパワーをもらっているか

みなさん忙しいのにどうやって、、それぞれ目標立てて頑張っていたり

気分転換、自分を整える相棒として乗って頂いている皆さん

皆さんの顔が浮かびます。

自転車は、人々の暮らしに素晴らしいポジティブな変化を与えてくれるもので

地域、ひいては世界を変える事も出来ると思っていて

そして自転車競技

僕は本当に、胸が焦がれるくらいと言ったら言い過ぎか

本当に大好きだ。

競技、競う事ももちろんだけど

その中風を切って自由を感じながら躍動する特別な競技

レース内での人間関係や日々の切磋琢磨、リスペクト

その上で思う。自転車競技にはリスクがある。

(いや、実は日常乗っているママチャリだって物凄くリスクがあるんですが)

別競技、フィールドスポーツ、コンタクトスポーツでも毎年何らかの死亡事故って起きてる。

そりゃどんなことにも、物にもリスクはある。

だからリスクが高い低い、確率の高低は言えない、わからないけど

ちゃんと言葉にしておきたい。『自転車競技にはリスクがある』

尊敬するレース主催会社の方が常に言っていた

「レースで人が死ぬ。死ぬことがある。そう常に思って運営しないといけない。」

自転車販売店の僕らは

「自転車で人が死ぬ。死ぬことがあると常に思っていないといけない。」

工具を持つとき、お客様の元に旅立つバイクのサドルに触れる時、お客様を見送る時

常に「怖さ」を感じていることがこの仕事では重要だと思っている。

今回の落車事故について

発生状況、事実確認とそこから原因究明、そいういったアクションは必要だけど

批評家的な批判のスタンスではなく

学び成長していくスタンスで

1人1人自分の影響の輪の範囲内にある事を一つ一つ実行していく事が大切なのではないかと思っている。

とにかく、一生懸命競技を頑張ってきた

亡くなった方のご冥福を心からお祈りします。

怪我をした皆さん、一刻も早い回復を。

当店で自転車を購入される方、特に学生さんには

更に特にロードバイクを買われる前に。

ご両親にも何度もご説明する

『自転車は自分自身も第三者も傷つける事がある乗り物ですよ』

そしてそれを販売している=広めている

立場として、今回の件「責任」というと違うかもしれないけど

ちゃんと自分事として胸を痛めて、変化させたり強化させたりするアクションが必要なんだと思っている。

揺らぎに揺らいでいる文章で投稿するかを迷っては消してまた書いているのですが。

僕は19歳からこの仕事をさせてもらってていて今37歳。

『自転車で人々、地域にポジティブな変化を』

これがうちの企業理念です

ただポジティブな変化を日々提供し続けていくために

決してネガティブな部分から目を背けてはならないなと

再度強く思いました。

まとまりのない文章だけど残しておこう。

繰り返しになりますが、心からご冥福をお祈り致します。

サイクルデイズ店主

佐々木

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