クロモリフレームバイクのメンテナンス-続編-

前回のブログでもお伝えしましたクロモリフレームのピストバイクGIOS STILOのメンテナンス。

前回はバラし・クリーニングまでを実施しました。

注文していたBBが入荷しましたので組み付けていきます。

 

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そうそう、ホイールのグリスも切れてしまっていたので、しっかりと洗浄をしてからグリスアップを実施します。

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今回レバーの交換も実施。

006 007SHIMANOのブレーキレバー。ケーブルも付属してくるのでアウター・インナー共に新品に。

ブレーキ本体もしっかりときれいに洗浄&注油をしているので動きは見違えるように変わります。

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008完成!!

 

金属フレームの良いところは、キズも味の一つというか、なんだか愛着が湧くところだと思います。

 

 

自転車って本当に楽しいなぁ。(心の声が出てしまった)

新車がお客様に渡るまで♪-完結編-

お待たせしました!

前回のブログ【新車がお客様に渡るまで♪-組立準備編-】ら少し時間が経ってしまいましたが、【新車がお客様に渡るまで♪-完結編-】をお届けします!

 

前回は開梱⇒パーツの取り外し⇒コーティングまでを実施しました。

またホイールの確認、振れ取りや必要箇所への注油なども実施。

 

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(あ。。フォーミングマルチクリーナーが転がってしまっている。WAKOSさんすみません。。)

 

さて、今回は組立完了編です。

(営業時間内に組立をしていたこともあり、すべての工程を画像に収められていません。。)

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コーティングの終わったフレームへヘッドパーツ、フォークなど順番に組み付けていきます。

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ヘッドパーツはもともと組み付け時に塗ってあったグリスを丁寧に落とし、そしてしっかりとグリスアップして組み付けます。

上側のベアリングは特に雨や汗、ドリンクの水分で錆びやすいので、少し多めにグリスアップをします。

 

 

そして、シートポストの組み付け。カーボンパーツ組み付け時に欠かせないのがカーボンアセンブルグリス。スクラブのような細かいツブツブが入っており、パーツ表面の摩擦抵抗を増やすことによって少ないトルクでもしっかりとパーツ同士を締結できるように。(もちろん適正トルク内で組み付けることが大前提です。)

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そしてクランク・ディレーラ・ブレーキなどを一気に組み付けていきます(画像が少なくてすみません。。)

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あ、潤君が写ってる(笑)

 

STIレバー組み付けやサドルの角度調整などに役立っているのがiPhone

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ところでケーブル組み付けの際、その素材や用途に沿った正しいグリス、あるいはルブを塗る事が重要ですが

ケーブルの締結前にしっかりと脱脂をする事も忘れずに。

グリスのある状態で規定トルクで締結しても、フルブレーキの際に滑ってしまう可能性があります。

 

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あとケーブルの処理ですが、最近は特にケーブルのフレーム内蔵化によって長さ調整がシビアになってきているように思います。

当然短すぎるとハンドルを切った時にブレーキがかかってしまったり危険です。

また長すぎるとブレーキや変速がもたつくだけでなく、他のパーツに引っかかったりすることがあります。

 

今後そのお客様がどのようにポジション変更していくかも見据えながら、最も良いところを探していきます。

 

ケーブルをハンドルに添わせる時も、まずはセロテープなどで仮止め微調整を繰り返しながら。

確定したら例のリムテープで固定します。

 

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こうなったら後はバーテープを巻いて、全体調整を確認して組立完了。

 

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以上です。

今回は店主の私物、メンテナンスお預かり品、そして今回の車体とNEILPRYDEエアロロードが3台揃ったのでたくさん写真を撮ってしまいました。

 

実は現在もう一台、オーダーいただいた2017モデルが入荷していますので、もし余裕があればそちらもレポートいたします。

 

 

さて、二回にわたってお送りしてきました、【新車がお客様に渡るまで】のブログ。いかがでしたか?

自転車は工業製品ではありますが、メカニックがいないと乗れる状態になりません。

性能も安全も最終責任者はメカニックなのです(初期不良・リコールなど例外はありますが)

その為に自転車整備士などの資格保持者が組立調整を行って、またメンテナンスや安全情報の提供などを行っています。

 

どうぞ信頼できるショップ、メカニックを見つけてしっかりとメンテナンスをして

安全で楽しい自転車ライフを楽しんで下さい♪

008ロンドンのRaphaにてクリスフルームの愛車を前に

 

初回点検とドライブトレインのクリーニング&注油

皆様こんばんは。先ほど書いたブログの車体と同じNEILPRYDE NAZAREを初回点検とドライブトレインのクリーニング&注油でお預かり。

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さて、先日チェーンのお話というブログ、大変反響がありました。

新品チェーンについているベタベタオイル。暫く乗って頂きましたので、これで準備万端。

しっかりとクリーニングして、適切なオイルを塗布します。

 

 

さて、使用するのはこちらのチェーンマシンとディグリーザー。

ユーザー様の評判もとても良いのでお勧めです。そう、チェーンマシンやディグリーザーもすべて一緒ではありません。

特にディグリーザー、使用方法などを間違えると面倒なことになる事も。(この辺を話すと本当に長くなりますので割愛)

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まず、クリーニング前のチェーンの状態がこちら。(メンテナンスをしていないのではありません。この状態でしばらく乗ってくださいとお伝えしてこの状態です♪)

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メンテナンススタンドに載せて、フロントギアをアウターに入れます。

これでチェーンマシンでのクリーニングがやりやすくなります♪

(ちなみに、全体を洗車するときも汚れがひどい場合にはチェーンマシンを併用します。)

 

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チェーンマシンを装着。プーリーに引っかかるようになっていますが、一応左手でチェーンマシン本体を支えながら、右手でクランクを逆回転します。

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汚れの状態にもよりますが、こういった新品チェーンについているオイルを落とす場合は

ディグリーザーでのクリーニング×2回

そして

水を入れてのリンス×2回

 

をやり、拭き取るときにウェスに何も汚れが付かない状態にします。

水を入れてのリンスにもコツがあるので、気になる方は是非お尋ねください♪

 

 

ちなみに、この工程に入る前に。リアホイールを外した段階でスプロケにディグリーザーを塗っておきます。

 

そしてチェーンの洗浄が終わりコンプレッサーでエアーを飛ばした後少し乾燥させている間に、スプロケをクリーニングします。

以前お伝えしたPEDROSのブラシを使用して、スプロケの間・隙間などの汚れをしっかりかき出して、その後ウェスで一枚ずつ拭いていきます。

このやり方でやれば、スプロケを毎回外さなくてもかなり綺麗になります。

*この時ディグリーザーがリムやタイヤなどについてしまった場合はすぐに拭き取りましょう*

 

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完了です。

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このあと撮影を忘れてしまったのですが、オプションでTeam SKyルブを塗りました。

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フィーリングがかなり変わるはずです♪

 

それではまた

新車がお客様に渡るまで♪-組立準備編-

皆様こんにちは♪

本日はオーダーを頂いたロードバイクの組立について。オーダーを頂いた車体がどのように入ってきて、どのように組み立てられていくかをお伝えします

 

まず、新しい自転車を購入する場合でも『完成車』といって、ハンドル回り・サドル回り・ホイールやタイヤ・ブレーキやギアなどのコンポーネント…などが最初からセットになっているもの。

次に『フレーム』を購入して、今自分が乗っている車体からパーツを移植したり、あるいはフレームに始まりコンポーネント・ホイール・ハンドル・サドル…などすべて自分の好きなようにパーツをチョイスして自分だけの一台を創り上げる場合も。

 

ちなみに完成車と言っても、完全に工場で組み立てられて店舗に送られてくるのではなく、下の写真のような箱に『7分組み』という状態で入れられ店舗にやってきます。

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『7分組み』という事は読んで字のごとく「70%組み立てられてる」という意味なのですが

(割、分、厘などの単位についてはこんなブログがありました)

 

「では店で残りの30%を組み立てるだけ」かと思ったらそうでもありません。

既に組み付けられている部分もボルトは一本残らず固定を確認し、ブレーキや変速の調整はもちろん、ケーブルの取り回しなど様々な確認事項があります。

そう。

『自転車は誰が組み付けるか』によって同じモデルでも違う乗り物になり得ます。

 

ベアリングの圧入精度やグリスの封入のひと手間によって、その後のトラブル頻度が大きく変わってきます。

ケーブルの取り回しは最近のロードバイクでは本当に重要。フレーム側、ハンドル側共に以前よりケーブルのカーブがきつくなりがちです。取り回しを間違えると、ブレーキや変速がもたつくだけならまだしも、ケーブルが破断したり、最悪ハンドルを切った時にブレーキが急にかかって事故に繋がる場合もあります!!

またどのようなケーブルでどのようなオイルを挿して組み付けるかも重要です。ただ単に『フリクション抵抗が低い』と謳われているテフロンコートケーブルなどをケーブルグリスを塗って組み付けると、最初は良くても暫くたつと中でがっちり固着してしまう事も。

 

上記はほんの一例で、組み付け作業の一つ一つにノウハウとこだわりがあるのです。

 

 

特により繊細さが求められる、ロードバイク・MTB等の上位グレードの物は必ず一度すべてのパーツを分解して組み付け直します。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は入荷して梱包を外して、組み付け準備をする所からご紹介します。(車体によって工程が異なる場合があります)

全ての工程を撮影しているわけではありませんのでご了承ください。

 

さて、まずは箱を開けて車体を取り出します。

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前後ホイール、ハンドル、シートポストやサドルなどが外れた状態で丁寧に梱包されて入っています。

 

まずは梱包を解いていきます(一気に組み立てられない時にはフレームの梱包材を残しておいて傷を防ぎます。)

 

入荷時のタイヤには空気があまり入っていないことが多いです。(船便入荷でも)

タイヤ・チューブ、そしてリムへのダメージを避けるためにもタイヤにはなるべく早くエアーを入れてあげたいですが、なにも確認せずにいきなり加圧をすると実はチューブが噛んでいてバースト!なんてことがあります。

以前ブログでお伝えした新品ホイールのメンテナンスの工程を実施します(今回は動作に問題が無いのでスプロケやフリーは固定確認のみです。)

 

 

パーツを一つずつ取り外していきます。

 

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今回のNEILPRYDE NAZAREはBB規格がPF30。SHIMANOの24mmクランクに対応するようにFSAのアダプターが入っています。

この時点でプレスフィット式BBの圧入に問題が無いか、ベアリングの確認も合わせて実施します。

 

そうそう、ポイントなのですが、こういったフロントディレーラの直付け台座やリアエンドハンガー等の固定をこのタイミングで確認しておきます。

意外と緩んでしまっている事があるのです!

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クランクに続いて、前後のディレーラー、STIレバー、ブレーキ、フロントディレーラの直付け台座などすべてパーツを外していきます。

ちなみに圧入式のBBに関しては問題が無い限りそのままです。

 

 

さて、すべてのパーツを取り外して、フロントフォーク・ヘッドパーツも外しました。

これで一度グリスをきれいにして、全体をクリーニングします。

 

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外したパーツはこんな感じです。

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上位グレードの車体はこのように一度全てばらすので、最初からフレームとパーツがバラバラになっていたら楽なのになぁと思ったりします(笑)

ちなみに、ウォークライドさんの完成車はすべて「フレーム」+「コンポ」で来るそうですので、ちゃんと組もうと思うとそちらの方がある意味手間が少ないのかもしれません♪

 

 

 

さて、パーツが外れたらあとはWAKO'Sのバリアスコートでコーティングを実施します。

(上位グレードの車体には無料で施工しております。)

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さて、これで一晩寝かせて明日組み付け予定です。金曜~月曜は店舗営業をしながらの作業ですのでどれだけ画像が撮れるかわかりませんが、なるべく流れが分かって頂けるように後編をお伝えしたいと思います♪

 

 

ちなみに、この車体と同じモデルのメンテナンスが入りました。

なんだか不思議な感じです(^^)

 

僕もニールプライドオーナーなので、組みあがったら3台並べて写真を撮ろうかなぁ。

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クロモリフレームバイクのメンテナンス

こんにちは

 

本日はクロモリフレームのピストバイク。GIOS STILOのメンテナンスについて。こちらのオーナー様は当店でNEWバイクをご購入いただいていますが、「こちらのバイクも安心して乗れるようにしてほしい」との事で、お預かりしております。

一通り状態を確認させて頂いて、ブレーキレバー交換・バーテープ交換・チェーン交換を実施が必要。またリアハブ(ホイールベアリング部)にガタが出ていたのでそこをメンテナンスという形で進めていきます。

 

が、なんとなく胸騒ぎがして(笑)ペダル、クランク、チェーン(こちらは交換なので)を外し、ボトムブラケットの回転をチェック。

多少ゴリゴリ感はあるけど、致命的な状態ではないような気も。クランクを回してみても、ゆすってみてもガタツキらしい感覚はなかったのですが、気になって開けてみました。ボトムブラケット。

 

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鉄フレームの宿命とも言える錆びがBB付近で発生。

 

BB本体もこんな感じ。

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これでは今なんとなく回転してくれていても、今後どうなるかは想像できますね。。

 

追加でボトムブラケットも手配します。

 

ちなみにクロモリフレームの錆についてですが、こういったフレーム内部の錆や傷がついた箇所の錆などは表面上の物がほとんどで、素材強度まで影響を及ぼさないことが多いとか聞いたことがあります。

ただ海沿いの地域なんかにお住いの場合には、その限りではないかもしれませんね。しっかりと錆び対策必要ですね。

 

 

 

さて、この後はご依頼事項に沿って進めていきますが、せっかくばらしたので全体をきれいにしていきます。

ブレーキ本体もかなりヘドロのように汚れが付着してしまっているので、分解してディグリーザー、クリーナーなどでしっかりと洗浄します。

しっかりときれいにしてリンク部に注油をすると見違えたような動きになります。

 

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また今回BB,ハブなど回転部分がダメージを受けていたので、念のためヘッドも確認!

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おそるおそる開けてみると、、

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おや、思ったよりずっと綺麗でグリスもまだ効いている状態♪

もちろん汚れがありましたので、きれいにしてから再度グリスアップします。

 

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さて、ひとまず今回の作業はここまででBBの入荷待ちとなります。

 

ヘッドを再度組み付けた後にフレーム内部の手の届く範囲に防錆処理と、フレーム表面へのコーティングを実施。

来週まで一旦作業はお預けです。(他の作業状況によってはホイール、ハンドル周りだけ先に実施するかもですが)

 

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しかしこういった細いクロモリフレームはインテリアになりますね♪

 

 

ではまた

洗車がとっても楽になる。PEDROSブラシセット

ご自分で愛車のメンテナンスをされるサイクリストの強力な味方!!

PEDROSのブラシセットが入荷しました。

 

自転車の状態は、そのメンテナンス状態によって大きく変わります。

表面の汚れだけでなく、ブレーキやドライブトレインに付着した汚れはダイレクトにパフォーマンスを奪っていきます。

定期的なクリーニング、洗車は愛車を良い状態に保ち、長い期間安心して高いパフォーマンスで乗り続けるために非常に重要です。

 

ただ、どうしても面倒だったり、場所が道具が無くて出来なかったり。

でも一番は、「どのようにやればいいかわからない」という方が多いのではないでしょうか?

 

お客様に合った方法をご案内しますので、ご相談お待ちいたしております!

 

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さて本題です。

洗車におすすめなブラシセットが入荷しました。店舗でも使用しているものです。

 

PEDROS プロブラシキット

 

自転車のメンテナンス専用にデザインされたブラシが4本と、速乾性のロゴ入りバッグがついて2,808円(税込)

 

 

かなりお得だと思います。

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実際当店の洗車、クリーニングに使用していますがへたれる事なく使い続けております。

それではその頼れる4種類のブラシをご紹介。

 

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まずこちらは、大きな部分を大まかに洗うブラシ。MTBなど、泥で汚れたフレームやタイヤなどを優しく洗うのにピッタリ!!

 

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025こちらが一番使用頻度が高いです。スプロケやチェーンリングの間にたまった汚れをかき出してくれます。

一番重宝するのはやはりスプロケ。後輪を外し適量のディグリーザーを塗ります。その後こちらのブラシを使用してスプロケ表面・スプロケの間をゴシゴシ。

その後洗剤で洗い流すか、クリーナーとウェスで拭き取るかは洗車環境に寄りますが、とにかくきれいになります。

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また、反対側のこの部分。

ディレーラーなど造りが細かいところの汚れをかき出すのにピッタリ!

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このコーンブラシも、造りが細かなパーツ用。

毛先もしっかりしているので、ゴシゴシ力を入れて細かな汚れを取ることが出来ます。

 

 

029こちらはすこし柔らかめの刷毛のようなブラシ。

刷毛ほど柔らかくないので、ディグリーザーを塗りながらそのままチェーンなどきれいに出来ます。

 

 

 

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そして専用のバッグがついております。

 

 

 

更に細かい使い方や使い勝手などは是非店頭で♪



MAVICホイールのメンテナンス

MAVIC  R-Sysを他店購入されたお客様から、チェックとメンテナンスのご依頼を頂きました。

ブランドに限らず新品ホイールも、もちろん使用前に

・振れ取り

・ハブ、フリー等のチェック

などを実施して、不要なトラブルを防ぎ安全に乗れるようにします。

また実際にエアーを入れて乗ってみたら、また1ヶ月ほどしてチェックをすると良いですね。(新車初回点検と同じです♪)
ちなみに当店はMAVICブランド取扱店ではありませんが、前の職場でずっと取り扱っておりテクニカルセミナーなども受講して来ました。そして私個人も愛用しております。
さて、まずはタイヤ・リム・ハブなど外観を確認して、その後エアーを抜いてリム内側チェック。

MAVICの上位モデルの場合、バルブと反対側にSUP溶接の継ぎ目があります(溶接している事により強度バランスを保ち、結果的に全体的にバランスの崩れにくいホイールになるのです。)

その後継ぎ目の部分に貼ってあるテープが良く剥がれかけていたり、よれていたりするんですよね。

このままだとパンクの原因になったりしますので、除去して部分的にリムテープを貼ります。


そしてこのタイミングでバルブ口とロゴの細かなズレを修正します。

(基本的にMAVICブランドの新品のホイールはしっかり合わせてくれている事が多いのですが、今回は珍しく少しずれてました。)

そのまま適正圧までエアーを入れて、振れ取りをしていきます。
そうそう、これまでわかりにくかったMAVICタイヤローテーション。いつの間にかローテーションマークが(進行方向を示す矢印)が付いていました!これでもうみなさん間違えませんね!

手前から奥に向かって進行方向です。

そう、前後逆のトレッドパターンになっているのです。


その後フリーボディの確認。通常新品の場合ここまでら開けないのですが、このホイールは少し動きが渋い気がしたので。

(エアーを入れてから作業するのは、エアーがない状態で力を入れて作業をするとタイヤ・チューブ、そしてリムにダメージを与える事があるからです。スプロケの交換なんかはその代表例ですね。)

MAVIC純正ミネラルオイルを足して完了。

動きが軽くなりました。
あと細かなポイントですが、クィックレリースの注油。ネジ部分にグリスを、そしてレバーの可動部には高浸透潤滑油を。

サビの予防、そして適正に固定力を得るためです。

QRM+のレバーの使い方説明も忘れずに

レース会場で、ガタが出ている方意外と多いのです。


エグザリットのシューに変更して完了!

ホイールも定期的なメンテナンスを♪

【営業日記】くつろぐ つながる かたらう  そんなお店へ

今朝も朝8時からFor Your Sportsの朝活フィットネスを開催。

当店店内にオフィスを構えるパーソナルトレーナーです。

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本日も女性を中心に5名が参加の満員御礼。

毎週土曜日の朝8時から9時でこの朝活フィットネスを開催しています。

イベント情報はCycle DaysのFacebookページ、にてシェアをしていますので、是非チェックしてみてください♪

今後はスポーツ自転車に乗ったことが無い方を対象とした、朝活サイクリングツアーも近日予定!!

お楽しみに!

(他にも朝活英会話、読書会などやっておりますので、そちらも興味がおありでしたらご連絡くださいませ。)

 

さてさて

営業開始後まずご来店いただいたのは、COLNAGOのカスタムでお越しいただいたお客様。

当店オープンから本当に良くご利用いただいているお客様です。

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今回は前回に引き続き、KCNCのゴールドパーツを少し増やしまして、

あとはようやく入荷しましたSERFAS SECA RSの25Cタイヤを装着。

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こういったカラーパーツは入れすぎると急に品が無くなってしまう事も。。

また同じ『ブルー』『ゴールド』などでもメーカーによって色味はさまざま。

KCNCは少し高めではありますが、どの色も高級感がありおすすめ。

いずれにせよ車体、またそのオーナーさんの持つ雰囲気も考慮しながらご提案をしていくのがとても楽しいのです。

 

 

そういったカスタム、修理をしていく中で来店されたお客様同士の会話が生まれていく

 

当店は「自転車に関係のない方」と言っては何ですが、サイクリストではない方の出入りが多いお店だと思います。

店舗内観

 

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そんな中、また様々な人の繋がりが生まれ、気付きや楽しみがあり、それが拡がっていく事が素敵だなぁと。

 

くつろぐ

つながる

かたらう

 

そんな空間が出来たらなぁと思っております。

 

 

 

 


その後ワコーケミカルの岡田さんが来店!待ちに待ったワコーズの新製品・ディグリーザーの案内ということで、早速プチ説明会を開催頂いちゃいました(*^_^*)

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またこの製品に関してはご報告しますが、すでに当店も在庫していますので是非チェックしにいらして下さいねー♪
さて、というわけで

後半戦も元気に営業中です!

皆様ご来店お待ちしております!