【重要】高いエントリーフィーを払ってレースに参加する前に。。

第一回箱根ヒルクライム前日メカニックブースの様子、第二回箱根ヒルクライム2016当日メカニックサポートとお伝えしてきましたが、今回が最終回です。

これまではレポート形式で前日・当日の模様をお伝えしてきましたが今回はその総集編。

まずタイトルから誤解が無いように。「エントリーフィーが高い」という意味ではありません!

「せっかくお金を払ってエントリーして準備をして大会に参加するので、もう少し時間とお金をかけてでも安全な状態で臨みましょう」

という事を今日は延々とお伝えしていきます。

当日B

 

1.大会・イベントの意義とメカニックの役割

2.自転車の危険性と点検の重要性

3.レースに参加する前に!!

 

 

 

1.大会・イベントの意義とメカニックの役割

まず皆さんはなぜ大会に参加されるのでしょうか?

ヒルクライム、クリテリウム、ロングライドなど大会によってそれぞれ異なるかもしれませんね♪

 

・これまでの練習の成果を出し、自己ベストを!

・ライバルより速く走りたい

・仲間と楽しい思い出を残したい

・大会後の温泉とビールの為!!

 

などなどいろいろあるかと思います。

大会・イベントというのは競技の側面だけでなく、イベントとして楽しめるという事はもちろん、新たな仲間やコミュニティとの出会いの場でもあります。

 

「こんにちは、初めてですか?私もイベント初参加なんです」

「その自転車かっこ良いですね!」

「あ、サドルバッグ開いてますよ」

 

なんて会話から、これから一生続く自転車仲間が出来る事も。

個人的にそういった人の繋がりを大切にしていきたい、応援していきたいと思うのです。

 

そしてその大会が

「参加者一人一人にとって素晴らしい思い出になってほしい」

「そしてまた一年後にこの場所に帰ってきてほしい」

という思いで運営に関わらせて頂いています。

 

そこでメカニックとしてまず出来る事は一台でも多く状態を確認して、安心してレース・イベントに臨める状態を作る事。

これまで準備をしてきた物をこの大会にぶつけるため、障害になるものを取り除き、「頑張ってください!」と送り出すのが仕事です。

 

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2.自転車の危険性と点検の重要性

 

そういった思いで毎回メカニックブースに立つのですが、

これまでお伝えしてきたとおり、レースのスタート地点においても点検・メンテナンスのされていない車体を多く見ます。

「これで参加するの!?」という方がいらっしゃるのも事実。

 

そういった問題があるとよく

・参加者の意識が低い

・車検が無いのが問題

・当日起きたトラブル以外のいわゆる整備不良は対応してはいけない

 

という議論が起こります。画一的に語れないのですが全て一理あると思います。

個人的には佐渡ロングのように、「参加にあたって必ず整備士がチェック・サインをした車検表が必要」という形が一番スムーズなのではないかと思います。

ただ、メカニック・自転車業界にいる人間として『点検の重要性』を伝え続けていく必要があります。

何度も言いますが、自転車というのは自分の命を失う事も、人の命を奪ってしまう事もできる乗り物です。

なのであえて『危険性』と書きました。

 

・ブレーキ整備不良によって正常に止まれず交差点に侵入してしまいトラックにはねられる

・峠道の下りを走行中、ハンドルがずれてバランスを崩してガードレールに突っ込む

・チェーンの異音を放置し(おそらくプレートの歪み)公道での練習中にチェーンが切れて転倒、病院に運ばれる

 

ほんの一例ですが、実際に点検で早期発見しておけば、こんな事故は起こりません。

慣れてしまうと忘れがちなのですが、『万が一』の時の怖さを考えてみてください。

 

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3.レースに参加する前に!!

 

さて、ここでようやく本題!

お伝えしたい事はシンプル!大会に参加される前には必ず点検を実施しましょう。

ご自分でやられている方も自信が無ければ、一度ショップへ相談へ♪

自転車の整備というのは思った以上に細かな規格があり、調整もシビアです。

例えば変速機のネジ一本の締め加減で、走行中にチェーンが噛んで転倒したり、または変速機がホイールに飛び込んでドライブトレインやホイール、最悪フレームまで破壊することだってあるのです。

 

事前に点検をしておけば、消耗パーツを適正なタイミングで交換することが出来ます。

どうしてもお金がかかるので後回しにしてしまいがちなのですが、自転車を長く乗っていただくためにも、消耗パーツを適正なタイミングで変えていかないと、他のもっと大きな部分を傷める事があるのです

 

実際大会当日10km地点まで登ってバーストでリタイアしてしまった方。。

事前にショップに行って点検をしておけば、「このタイヤもう変えなきゃだめですよ」という一声がもらえたはず!確かに新品のタイヤ・チューブ、そして交換料金というコストはかかるかもしれません。でもそれをやっておけば10,260円のエントリーフィーやそれまで大会に向けて準備してきた時間、なにより当日得るはずだった達成感を失う事はなかったのに!!

 

どうか皆さん、それぞれにとって素晴らしい大会・思い出にするためにも事前点検を!!

 

 

 

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