こんな感じで、お一人だけのゆったりスペースをつくりました。
ここに座って店内を眺めるとこんな感じ♪
デスクの上はこんな感じ。
アクアクララのウォーターサーバーも完備♪
今後はここに本棚を増設する予定♪
これまでのバイクショップにはない、なんだか不思議な空間を創ろうと思っています。
またご報告いたします♪
オープンから2ヶ月、通りに看板がない店だったCycle Days
ただでさえ半地下の奥まった所にあるのですが、看板もないので余計に分かりにくいという…
ある意味「隠れ家的な雰囲気」や見つけたときの感動(笑)を楽しんで頂けてもいたのですが、
さすがに「見つけられないよ」というお声をたくさん頂きましたので(当然ですね…すみません!!)、本日看板を設置しました。
(忙しい中製作してくれたゆうき先生、ありがとうございました!!)
通りから見るとこんな感じです。
その右側のスロープを下りた半地下部分の奥にCycle Daysのガレージショップがあります。
7月は金・土・日・月曜日に店舗営業しておりますので、どうぞ遊びにいらして下さい(*^_^*)
本日はKUOTA KHARMAのオーバーホール。
こちらの車体とは前職の時に納車してからのお付き合い。私の勝手で前職を辞め、海外修行に出てしまっていたのですが、こうしてまた私の所に持って来てくださる事に感謝。
さて、まずは作業を進める前に洗車。綺麗にしないと始まりません。
まずはディグリーザーで油汚れの酷い駆動系、ブレーキ付近をクリーニング。
PEDRO’Sのオレンジピールズは頑固な油汚れも落ちやすく、また水で薄める事によって強度を変えられるのがGood!
ツールボトルに入れたディグリーザーをハケで塗っていきます。
必要に応じてブラッシングも忘れずに。スプロケットにもしっかりと塗布しておきます。
その後は泡立てた石鹸水をスポンジに含ませて全体を洗っていきます。
まずは駆動系を先に洗ってから、綺麗なスポンジに変えて全体を上から順に
この時BBやヘッドなどに直接水をかけてしまうとグリスが流れ出てしまうことがあるのですが、今回はオーバーホールなので気にせずしっかり洗っていきます。
この段階で綺麗なスポンジに黒い汚れがつかない状態がベストです。
そしてリンス。真水をスポンジに含ませてまた上から順に石鹸水をしっかりと落とします。
ハンドル、フォークを下にしたほうが早く水を切れるのですが、店でやる場合は軽く水切りした後にコンプレッサーで水気を吹き飛ばすので問題ありません♪
フレームの水切りをしている間にMAVICキシリウムSLS、フリーボディのメンテナンス♪
ちなみにこの車体は10sなので、MAVICの1.75mmのスペーサーとシマノスプロケに付属の1mmスペーサー両方入っています。
もちろんスプロケも分解清掃していきます。
そして、いざフリーボディのメンテナンス。こちらのトピックは割とネットでたくさん上がっていますので細かな説明は省きますが、ラチェット部の回転性能と伝達性を保つために定期メンテナンスが必要なのです。
開けてみるとこんな感じ。
黒く汚れています。この汚れを一度綺麗に落として…
そしてMAVIC純正のミネラルオイルを塗布していきます。
(ここの画像を撮り忘れてしまいました…)
また、ベアリングもチェック。こちらは問題ありませんでした。
ホイールはこのように前後確認して組み付け直して完了。
次にボトムブラケットをチェックしていたら問題発見。
これは…右側のネジが4分の1ほどなめてしまっています。
おそらくいつか脱着した時に斜めに入って無理やり締め付けたのでしょう…
ひとまずBBは発注です。
最も力の加わる所と言っていい箇所、細心の注意を持って加工する必要があるのです。
さて、作業を進めていきます。
各部パーツをバラし、クリーニング・注油をしていきます。
こちらはリアディレーラーのプーリー。
ちなみに、105グレードまでのプーリーはどちらもブッシュタイプで、ベアリングが入っていないのです。
セラミックにするかどうかは別として、シマノの上のグレードのベアリング入りプーリーにするだけで回転性能は格段に上がるのです。
見た目的にはKCNCとかのアルミ削りだしプーリーにすると色も入ってカッコ良いのですが、特にガイドプーリーは適切な遊びがなくなり変速がシビアに…迷うところです。
(すみません、プーリーネタもご存知の方が多いかもしれませんね!)
また、ブレーキパッドに残っている砂や金属片を取り除きます。意外と気付かない方が多いのですが、確実にリムの寿命を低下させるので、定期的に確認しましょう。
フォークもこんな感じ。カートリッジベアリング表面のサビの影響で、アルミコラムも赤茶けています。
全て一度洗浄し、グリスアップをしていきます。
今回はカートリッジベアリング内のグリスも劣化していたので、一度クリーナーで汚れを落として、グリスを封入します。
さて、あとはBBの入荷を待って組み付けるだけなので、パーツが外れた今のタイミングでフレームのコーティングを♪ワコーズのバリアスコート、ガラス系のコーティングで強力長持ち!こちら、一箱¥3,240なのですがセダン5台分程施工出来るようで、自転車なら相当使えますね!
販売もしていますので是非お試しください♪
パーツを組み付け始めてからの画像しかありませんが…マイクロファイバーで薄く均一に塗り伸ばしコーティングしていきます。
ちなみに、こちらご自宅でやられるようであれば、換気には十分ご注意を!!!
少量でもかなり強烈です(笑)
さて、後はパーツ待ち。
一旦保留です。
後編はまたお伝えします♪
今日はビーチクルーザーの修理を実施したのでその模様をお伝えします♪
お客様からは「ブレーキが効かない」 「チェーン周りから異音がする」
という事でしたのでまずはチェック!試走もしてみます。
ブレーキに関してはドラムブレーキが劣化により異音がして、さらに制動が安定しない状態。加えてフロントはちょっとブレーキをかけると物凄い音が。。この辺りは調整で直すとして、
今日のメインはチェーン周りの異音について。
今回の異音、チェーンのサビや伸びも影響しているとは思いますが、一番の原因はボトムブラケットのガタ。
ペダルが付いている『クランク』というパーツ。その回転を支えているのがボトムブラケットです。ペダルを踏む力を受け止めてスムーズに回転させるというとても大切な役割を担っています。
乗っているとどうしても緩みが出ますし、そのまま放っておくと破損してしまう事も。
という事で今回はこのガタつきを直していきます。
まずは作業しやすいように右側のチェーンガードを取り外します。
その後左側のペダルを外し、クランクを止めているロックナット、ワッシャーを外していきます。(逆ネジ注意)
そしてベアリングの圧力を調整しているアジャスタブルコーンを外していきます。
するとこのように左側のベアリングが露出してきます。
そのままアジャスタブルコーンとベアリングを取り外します。
そう、ビーチクルーザーのクランクは左右が軸で繋がっているユニークな形状!
その後パーツの洗浄とグリスアップを実施していきます。
ベアリングの玉当たりは、クランクを手で回すと少し抵抗を感じるくらいに調整します。(これは車種やどういうベアリングが付いているかによってかなり変わります)
試走してみると、ガタつきは完全になくなり異音も無くなりました。
その後チェーンの調整、注油を実施。
ブレーキも調整してかなりコンディションはよくなりました。
これで気持ちよく乗っていただけます!
ありがとうございました♪
と言う事でまずは早速テスト!
もちろんこれまでもワコーズブランドの幾つかの商品はメカニックの備品として使っていたのですが、先日担当者の方にじっくり伺った知識と自分の経験を合わせて、「どんなユーザーさまにはどの方法がベストか」的確にご提案できるように。
そして個人的に好きで、当店取り扱いブランドのPEDRO'Sも合わせてユーザーさまにとって最適なご提案ができるように
こういったテストは欠かせません。
まずは早速!
まずは油汚れの多いチェーンオイル駆動系、そしてブレーキ周りのクリーニングから。
いつもハケでディグリーザーを塗布していましたが、今回はもちろんワコーズ チェーンクリーナーを使用。
ディグリーザーをハケで塗るよりもピンポイントで塗布できるので少ない量で良く、ポタポタたれない。洗車場所の限られる日本の住宅事情には良いかも。
その後ブラッシング。このブラシが実はこだわりにこだわってこの素材、長さなんだとか。
正直チェーンマシンの方がより根こそぎキレイに出来ると思いますが
でもこのタイプ、室内で簡単にクリーニングできるのは良いところ!
ブラッシングが終わったら、いつもの洗車と同じように中性洗剤を泡立てた水をスポンジに含ませながら全体を洗っていきます。
ハンドル、サドルなど高いところから下の方に向かって。
ヘッド、BB、ハブなどベアリングの入っている所は直接大量の水をかけ過ぎないように注意!グリスアップという手間が増えます。
先ほどクリーナーで予洗いしていたチェーン、ディレーラーやチェーンリングなども念入りに洗っていきます。
キレイなスポンジに水だけを含ませて洗い流していきます。
落とし終わったらチェーンを手で触っても何も黒い汚れが付かないのがベスト。
そして水をしっかり切ります。
水切りをしっかりとしないと後々臭くなったりすることも(・・;)
お店の場合はコンプレッサーで水気を吹き飛ばします。
さて、その後忘れてはならないのが注油!
もちろんこちらもワコーズ製品、チェーンルブを使用します。
こちらで嬉しいのが「水置換性」
チェーンリンクの隙間などに残っている水を追い出しオイルが浸透してくれるというもの。
水切りが不十分でも多少カバーしてくれるのです。
またこちらはスプレータイプで浸透しやすく、拭き取り前放置する時間によって油膜を調整できるのです。
また、メカニック的にオススメなのは、ノズルが折りたためるところ!!!
ノズルが脱着式だと、ノズルがなくなってしまったり、付けっぱなしで収納すると邪魔だったり…
こういった細かな気遣いがワコーズさんの素敵なところ。
さて、チェーンと共に忘れてはならないのがディレーラ、ブレーキなど可動部・リンク部への注油。
高浸透なラスペネが最高。
これによりかなりフィーリングが変わってきます。
さて、ここまでやってみて言えるのは
やはりワコーズさん、良いです。
と書いているうちに実は本日1日で一部商品がすでに品切れ…
また多めに仕入れておきますね!!!
メカニック、メンテナンスについてのご不明点はぜひCycleDaysまで!
それではまた(*^_^*)
おはようございます。
昨日は一人のお客様の為だけに店舗営業をしました。
基本的に店舗営業は週末のみで、平日は出張メカニックという営業スタイルのCycle Daysですが
本当の営業スタイルを決めるのはお客様。
「うちまで来て」とご連絡頂ければ伺い
「店に行っていい?」とご連絡頂ければその方のために店舗営業します。
イメージとしては、完全予約制のカウンセリングのように。ゆっくり時間をかけてお客様のニーズを伺い、色々なお話をしながら最適な一台を決めていきます。
実はこの場所で店舗営業をし始めた理由の1つが、こういった理想の対面販売スタイルを実現する為です。
いわゆる一般のバイクショップのようにわかりやすい立地・豊富な在庫量・上質な店舗内装という物を手に入れると、その反面どうしても固定費を償却するために必要な売り上げのハードルが上がり、結果的に一人一人のお客様に割ける時間が少なくなります。
もちろん、素晴らしい立地で豊富な在庫量、素晴らしいインテリアでお客様に最上のコンサルティング販売をしているショップさんもたくさんあると思います。
でも、いわゆるバリバリ競技志向でウン十万の車体をお選び頂く方だけでなく、初心者の方こそ、じっくりと時間をかけて最初のスポーツ自転車を選んで頂きたい。
そういったコンセプトで営業しております。
今月中にご購入、ご注文いただいたお客様は自転車本体を10%OFFさせて頂きます。
どうぞこの機会に一度、ゆっくりと自転車について話しませんか?
皆様のご来店をお待ちしております。
今日は朝から、新車の初回点検♪
ライトウェイシェファードシティ2016モデル。当店オープン直後にご購入いただいたお客様です♪
ところで、CycleDaysでご購入いただいた自転車は廃車になるまで点検が無料です(ワンオーナー)
19歳から自転車の整備に整備・販売に携わっていて痛感したのが『点検の重要性』。
定期的に点検を実施しているかどうかで、自転車の安全性はもちろん、寿命も大きく変わってくるのです。
基本的には三か月に一度程度点検を実施する事をお勧めしております。
また自転車は車と同じように、納車後の初回点検がとても重要です。
新品の自転車はしっかりと整備をしたとしても、ネジの緩みや各部のガタつき、そしてワイヤー関係の伸びなどが発生しやすいです。
もちろん入荷時の組立で、初期伸びなどが最低限になるようにしていますが、それでも実際に乗ってみて様々な力が加わり馴染みが出る事により、調整が必要になるのです。
ある意味、慣らし運転と初回点検。そのプロセスを経てようやく「完成品」となります。
約50項目に及ぶチェックリストをチェックしながら、ネジ一本残らず確認をしていきます。
作業時間としては15分~30分程度で完了します。
こちらの車体は前後共に車輪の振れが出ていましたのでそちらも修正していきます。
もちろん納車時に確認をしているのですが、体重をかけて乗って馴染みが出ると多少振れが出る事は少なくありません。
今回は空気圧不足、車輪の振れ、クランクの緩みを調整して完了です。
最後に車体を拭き上げ。きれいに乗ってくださっているので、ポリッシュをかけるとピカピカです♪
ライトウェイお馴染みの隠れ猫♪
次の点検は9月頃かなぁ♪
またこれから快適な自転車ライフになりますように♪
それではまた。
みなさんこんにちは。
サイクルホームドクターは週末だけガレージショップ&コミュニティスペースとして店舗営業しております。
もちろん、10年以上店舗業務に携わっていましたから週に二日でも片手間で営業しているわけではありません。
店舗ではスポーツ自転車や関連用品のご提案
メカニックスクールの開催
を実施しています。
そしてもちろん、店舗でのメカニック・メンテナンスも実施!
これまでのお客様の来店目的のトップはベーシックメンテナンス(全体点検・調整・クリーニングと注油)です。
出張メカニックでも店舗と同じようなサービスを提供出来るように頑張っていますが、
やはりこういったメカニックベースがあると提供するサービスにも幅が出るのです。
サイクルホームドクターとしての出張修理、レースメカニックがメインですが、バランスを保ちながら今後それぞれを発展させて行く予定です。
さて、長くなりましたが
今回お見せしたかったのは店舗のBefore Afterの写真。
カフェ横の半地下の駐車場奥に構えるという、ちょっと変わった店構え。
休日に年齢性別問わず、仲間たちが集まるガレージのようなスペースを創りたいと思いました。
そして、提供するメカニックサービスは一流のものを。
ゆくゆくはLondonのRaphaのような空間が創れたらいいなぁなんて。
しっかりと。
それではまた。
皆さんこんにちは。
サイクルホームドクター CycleDaysの佐々木です。
週末はガレージショップ&コミュニティスペースとして店舗営業しております。
さて、昨日はゴールデンウィーク中にご来店いただいた方が再来店。
COLNAGO CX-ZERO
かっこいいですね!!
今回は全体のメンテナンスに加え、チェーン洗浄+ルブアップを実施。
購入された店舗がしっかりとしたメンテナンスをされていたようで、そこまで大きく調整がずれている所はありませんでした。
心配性のメカニックとして、それこそネジ一本残らず確認していくのですが、このようにしっかりと整備をされているものを触ると、そのメカニックの思いを感じ取ることが出来ます。
自転車というのは、組立・整備をした人によって別物のようにコンディションが変わるので、しっかりとお店やメカニックを選んで購入されることをお勧めします(本当に。)
ペダル、ステム、ブレーキシューに若干の緩みがあった点と、リアシフトケーブルに若干の伸びが見られて以外は至って良好!
このような点検を3か月に一回程度実施すると安心ですね♪
さて、その後のチェーンクリーニングとルブアップはスポーツバイクユーザー様に大人気のメニュー!
駆動系のコンディションは走りに直結しますので、定期的なメンテナンスが重要です。
汚れた状態で乗っていると、付着している砂や金属粉でチェーンやスプロケットを傷めますし、
抵抗が増えペダリングも重くなってしまいます。
Before⇒Afterで後ギア1~2枚分軽くなったくらいの効果を感じられる方も!!
という方はお気軽にご相談ください♪
最後に固定ローラーでフィッティングの確認も実施。
三本ローラーを手放しで乗れるというお客様だけあって、とてもポジションが綺麗でした。
ポジションもミリ単位で変えていく事で
ポイントとしては
『一気に何箇所も変えない事』
クリート・サドル前後位置・サドル角度・シート高・ステム高・ハンドル角度・レバー位置・・・などなど手を加える場所はたくさんあるのですが、
がフィッティングの基本です♪
それではまた
【新商品入荷のご案内♪】
皆さん、自転車の鍵はどんなものを使われていらっしゃいますか?
スポーツ自転車に乗っていると、盗難の心配がつきものです。
ネットやSNS上では毎日のように盗難の知らせが。
だからと言って普段使いで乗るのをあきらめてしまうのはもったいない!!
屋内保管でトレーニングやレースだけという方もいらっしゃいますが、もっと自由に気軽に良き相棒として乗り回せるのが自転車の良いところ!
季節の変化と流れる風を感じながら、いつもの移動をフィットネスに。体を動かせばさっきまで胸につかえていたモノもすっきり。そう、自転車は体にも心にも良いものなので、普段の移動は可能な限り自転車にした方が絶対に良いのです!!!(個人の意見です。。)
ということで、
空白時間を守る日本のセキュリティブランド kuhaku(くうはく)から『楠木(くすのき)』入荷!!
何を隠そう、佐々木が個人的に「ロードでウロウロするときに肩掛けできる鍵」を探し求めていまして、この商品に行き着きました!(笑)
ワイヤーケーブルでなく、強靭な焼き入れ硬化スチールチェーンですので、一般的に手に入る工具では切断不可能な硬度を持ってます。鍵もディンプルキーを使ってます。回した感じ、引っかかりも無くて良い感じ。
肩にかけるとこんな感じ。身長181cmの佐々木でもこんな感じなので十分余裕があります。
これで安心してウロウロできる!
既に佐々木も使い始めていますので、使用感をお試し頂けますよ♪
お値段も今なら特別価格でご案内中!
是非一度現物をご確認ください♪
『自転車のある日常に 安全と安心を』
Cycle Days